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BABYMETALという奇跡

ずっと内に秘めていたが、BABYMETALについて書きたくなったので、思うことなどを書いてみようと思う。



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馴れ初め

AndroidのCMに出てたのをテレビで見たのが最初の出会い。それは間違いない。はっきりと覚えている。時期ははっきりしないけど、多分1年か1年半くらい前。足を大きく上げるキャッチーなダンスが気になって仕方なかったのを覚えている。


それからちょっとして、なんてグループかをググッって、BABYMETALって名前なんだと認識。直ぐにYouTubeをチェックして、メギツネを見る。ああ、Androidのはこの曲かと。ボーカルの子可愛いな、くらいの認識を持つ。今思えば、このころなんでもっと興味を持たなかったのかな?って思わないこともない。


当時は、ぽっと出のギミックバンドぐらいにしか思っていなかったのだろう。あと、両サイドの子が幼過ぎたのも、深く興味を持たなかった理由の一つなのは間違いない。




その当時は、まさかこんなにマジでやってるなんて思いもせず。まったくハマりもせずに何か月か過ごす。その間も、YouTubeでたまにメギツネを見ていたが、他の曲を聴いた覚えは殆どない。ただ、ボーカルのSU-METALという子の才能が凄いことは、何となく気付いていた。まだ若いけど、何年か経ったら確実に地下から地上に出てくるんだろうな~と確信めいた思いはあった。(今思えば、当時から、一般人の認識は皆無だったが、世界的にはかなりの売れっ子だったのだが・・。)


如何せん、アイドルなどには、上辺だけの軽い興味しか持ったことがなかったので、それが先入観となって、その先に進めなかったのかもしれない。どうせAKBの亜種なんだろ?くらいにしか思えなかった。しかし、なんか引っ掛かるものがあって、YouTubeやまとめサイト的なものは、たまに見たりしていた。


そして、そんなある日、どこかのサイトで、2014年の末にNHKで放送された、「BABYMETAL現象」の動画を発見。そこには、海外でのガチのライブの映像がふんだんに収められていた。


なんだろう、ちょっと感動。いや、かなり感動してしまった。海外での盛り上がりっぷりもそうだが、良く見るとかなり本気でやっているのが分かったからだと思う。そして、キャッチーな振り付けのダンス。染みる歌声。


偽物ばかりの世の中だからこそ、本物に巡り合えた時の感動はひとしおだ。


繰り返し、繰り返しこのNHKの動画を見たのを覚えている。見れば見るほど好きになる。まだこの時点ではハマったとまでは言い難いが、ファンになったのは間違いない。時期は良く覚えてないけど、多分去年の夏くらいだったと思う。


それからというもの、暇さえあればBABYMETALの動画を漁る毎日だったような気がする。公式のPVはもちろんのこと、海外ツアーのファンカム、過去の3人の様子や、果ては出身母体のさくら学院に至るまで、それはもう念入りに(笑)。


中でも、さくら学院の動画には参った。


BABYMETALは、元々、さくら学院という成長期(小5~中3)限定ユニットの、重音部という一部活動から、シャレで始まったようなものだったのだ。(それが今では、世界のBABYMETALと言っても良いぐらいのポジションを手に入れようとしている、なにこの奇跡w。)当時の映像には、その創成期の様子から、BABYMETALで見せる顔とは全く違った学園生活の模様、そしてその成長過程がしっかりと記録されていた。見れば見るほど、親心にも似た感情が自分の内面から湧き上がってくるのを、何とか理性で押さえながら日々を過ごした。




しかし、数か月後には、卒業生も含めた全員のうちの半数以上ぐらいを、フルネームで言えるくらいになってしまっていたw。さくら学院は、生徒のキャラクターが良いだけでなく、歌・ダンスのクオリティーの高さや、楽曲の秀逸さが際立つ。つかの間の義務教育期間の中で、精一杯咲く、言葉では言い表し辛いキャッチーな世界観に圧倒された。


BABYMETAL経由でさくら学院にハマって抜け出せない人が多くいると聞くが、それは痛いほど良く分かる。そうなると自分の場合は私生活が破たんする気がするので、今のところは何とかYouTubeまでで止めている。


話を戻そう。


海外ツアーのファンカムも強烈だった。そこには、異国の地で存分に魅力を見せつける彼女たちが、ファン目線のリアルな映像と音で記録されていた。




そして、何より惹きつけられたのが、リードボーカルであるSU-METALこと中元すず香。


彼女の、心に響くパワフルな歌声に、完全にやられてしまった。こうして言葉で表すと陳腐な表現になってしまうが、彼女の歌声には、得も言われぬ何かがある。それはまた別途述べることとする。


こうして、日に日に映像を見る頻度が上がっていき、2015年の11月頃には、完全にハマりきってしまった自分がいた。



奇跡

さて、主観的な思いは一旦端に置いておいて、なぜ、自分も含めた多くの人が、BABYMETALにハマるのかを考えてみたい。


正直、好きに成れば成るほど、なぜ、ここまでハマってしまうのかを解き明かしたい気持ちも同時に膨れ上がっていった。それをちょっと、幾つかのキーワードを軸に、考えてみたいと思う。


「奇跡」

この時代、この土地、この風土に、3人と、プロデューサーであり、メタルおたくのKOBAMETALが出会った奇跡。


さくら学院の担当になったKOBAMETALが、ニッポン放送のアナウンサーである吉田尚記からの助言を受けて、シャレのようなもので作ったのがBABYMETALの前身であるさくら学院重音部。


そのリードボーカルであるSU-METALの天才的な歌唱力と表現力、カリスマ性。YUIMETALの天才的なダンスとMOAMETALのアイドル性。そんな3人が同時代に集まってユニットを組むという奇跡。


そしてキャッチーな振り付けを担当するMIKIKOMETALとの巡り合わせも、決して忘れてはいけない奇跡の一つだ。彼女なしにはBABYMETALは語れない。


「混乱」

本来のメタル、ヘビーメタルとは男臭くて汗臭くてブルータルなもの。そこに、「可愛い」と「格好良い」と「キャッチーなダンス」が加わったことによる、混乱。人間は、良く分からないものに興奮してしまう性質がある。


メタルのグルーヴ感でティーンの女の子がハイレベルに歌って踊る。そこで人は軽くパニックになると共に、衝撃が深く心に刻み込まれる。そして・・・リフレインの日々を過ごす。その結果、その気持ちよさと爽快感から抜け出せなくなってしまうのだ。


「本気(マジ)」

兎に角、本気でやってる。歌も殆どが生歌。それも激しいダンスを交えて。現在の日本のメインストリームのアイドルでは考えられないが、紛れもない事実だ。可愛いくて真面目で、礼儀正しくて清楚な子が、可愛く、そして時に狙って可愛くない泥臭いダンスを全力で踊る。だから惹かれる憧れる。


「危うさと儚さ、脆さ」

まだ成長期だから、というのが大きいかもしれないが、人ってこんなに変わるんだな、と思う。半年で物凄く進化してる


それは、この瞬間しか存在しえないBABYMETALが常にいるということ。


そして、BABYMETALというプロジェクトの性質上、それがそう長く続くものとも思えない。桜のような儚さを感じる。


「演出力」

プロジェクトBABYMETALの演出力。あの手この手で独特の世界観を作り出している。それは、ステージの上だけに限らず、ステージ外にも及ぶ。


新曲を正式にリリースする前に、ライブで披露する。ファンの「知りたい気持ち」を煽る。プライベートはほぼ封印。CMやドラマでのタイアップもほぼなし。広告代理店に頼らない新しいビジネスモデルとも言える。


そんなところが、BABYMETALのブランド力を確固たるものにしつつある。


ドキドキが止まらないとは、正にこのこと。


「クオリティー」

当然のことだが、一応。


歌唱力、振り付け、ダンス、ルックス、バックバンド(神バンド)の演奏力、曲・メロディ・歌詞。全てが一流。全てが各分野のエリートの集まり。





SU-METAL

3歳からキッズモデルを始める。9歳でアクターズスクール広島(ASH)に特待生として入学。その後、可憐Girl'sの一員を経てさくら学院からBABYMETALへとアイドルエリート街道をトップで進み続ける。芸歴15年。姉は乃木坂46の中元日芽香。感情を歌声に載せるのが天才的に上手い。


基本的にBABYMETALを結成した中学生の頃から、大きくは変わっていない様に思う、勿論良い意味で。初めから完璧。


野太く、時に唸るような、しなるような声。芯の通った、明確な意思を持った声。まるで、その歌声とともに、目に見えない何かが放出されているように錯覚してしまうことすらある。たまらない。




そして、常に全力投球の歌とダンス。前のめりなくらいに。スタイルと言うか、姿が良い。マントが死ぬほど似合う。舞台で放たれる、人を惹きつけて止まないオーラを圧倒的な存在感と支配力。イケメン。舞台では基本的に憑依型だが、普段は天然。私服がちょっとダサいのがまた良い。。


SU-METALは、内面に化け物を飼っているようだ。まるで抑えきれない衝動を歌にして表現しているよう。心で歌う。天才。


一番近くで一番沢山聴いているであろうYUIMETALとMOAMETALが、その歌声を聴いて泣いている?!のをどこかで見たことがある。そりゃ泣くわな、と思う。それほどの歌声。


BABYMETALの曲では見せないが、実はファルセットがまた凄い。


YUIMETAL

可愛いくせにダンスが超上手い。職業ダンサー並み。ただし、時期によってそのクオリティーが全く違う。今はちょっと調子を落としているように思える。こんなもんじゃない。


敢えて言うが、他の二人は一生追いつけないレベルの上手さ。もうこれは天性のものとしか言いようがないレベルの体幹とセンス、表現力。普段がおっとりしているから、なおさらそのギャップに驚かされる。


このダンスを見ていると、おっとりした外見、とは裏腹に、覚悟と根性が半端ないんだろうな、と勝手に思ってしまう。



運動神経の良さからくる単純な動きのスピードも凄いが、絶妙な「ため」を作って動きをよりダイナミックに見せるという天性のテクニックを持っており、絶好調時のYUIMETALの躍動感・自信に溢れたアスリートのような表情、オーラは、正に鳥肌モノ。凛として最高に格好良い。こっそり言うが、自分が一番好きなのはYUIMETAL。



あくまで個人的な意見だが、コンディションが最高だった時期は、2015年の上半期だと思う。丁度、さくら学院卒業、中学卒業の前後。


2015年の11月から2016年の2月頃にかけて、激ヤセしていた。いったい何があったんだろうか? 勝手な想像しかできないが、あの痩せようは、何か一大事があったのだと思う。とても心配していたが、3月から4月にかけて、急速に復活してきたので、とりあえず一安心。


YUIMETALが1年前のキレ、無邪気で怖いもの知らずで堂々とした態度でダンスをまた踊れるようになったら、BABYMETALは本当に天下を取れるのではないかと強く思っている。だからある意味、BABYMETALの最重要人物。ゆいちゃんまじゆいちゃん


MOAMETAL

世界的に見て、BABYMETALで一番人気があるのはMOAMETALらしい。


それも頷ける天性のアイドル性。普通に可愛い。いや、かなり可愛い。ダンスも歌もそつなくこなす。特に、YUIMETALに引っ張られるようにダンス力の向上が近年めざましく、YUIMETALに、かなり迫ってきている。


人見知りなSU-METALやおっとりしたYUIMETALとは違い、コミュニケーション能力が抜群で、ムードメーカー的な存在でもある。



BABYMETALの最中は見せることが少ないが、実は、かなり砕けた、おっさんのような性格。ライブ中に時より見せる変顔がそれを物語っている。


従って、BABYMETALのような制約の多いプロジェクトでなければ、相当なタレント性を発揮していたと思われる逸材。





書きだしたら止まらなくなってしまったので、続きはまた後日に。。



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