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【BABYMETAL】TOKYO DOME RED NIGHT【後編】5万5千の光

【前編】に引き続き、RED NIGHTの模様をお伝えします!

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金色のBABYMETAL

Road of Resistance

ライブがスタートしての一曲目、Road of Resistance。まさかの天空ステージでのスタートに度肝を抜かれつつ、また呆気にとられつつスクリーンに映る3人の姿を見守る。何せ実物が見えないのだからスクリーンを見るしかないのだ。花道横でそこそこのVIP席なのに実物が見られないシュールさがたまらない。



それでも、実はそんなに悪い気はしなかった。普通のライブなら同じ平面上で3人を認識する訳だが、それが今は遥か上にいる。もうそれだけで、パーっと空間が、世界が広がったような気がして気持ち良かった。まるで2Dから3Dになったような感覚だ。脳の、いつもと違う部分が刺激されているのが分かる。


ただまあ、スクリーンはドームをぐるりと囲むように曲線を描いており、それが4つぐらいに分割されて映像を映し出しているのだが、丁度目の前が画面と画面の切れ目で、これまた何とも微妙。切れ目を境に右を見たり左を見たりと、落ち着かない。


加えて、音も微妙。観客の怒号のような声援ではっきりと認識するのは難しいが、明らかにボリュームが小さくて迫力に欠けているような気がする。


そんなこんなで軽くパニクっていると、曲後半のシンガロングパートで遂に3人が下に降りてきた!どうやら中央の柱のようなのがエレベーターになっているようなのだ。ホームベース方向に向かって歌う3人を、ライト側の方から目にする。斜め後ろから見る形だ。遥か遠くで表情も全く見えないような距離だが、確かにそこにBABYMETALはいた!


今日の衣装は金×黒だ。なんと赤が一切ない衣装。ライブでは初めてだと思う。RED NIGHTにもかかわらずBLACK衣装なところにRESISTANCEを感じる。かなり格好良いし、3人とも着こなしていた。これがZeppとかのライブハウスだったら浮いていたかもしれないが、東京ドームという晴れ舞台には相応しいゴージャスな衣装だ。


確かシンガロングのところだったと思うが、画面に映し出されたMOAMETALが泣いていた。これは流石に皆にバレてるぞ!ってくらい明らかに泣いていた。SU-METALは勿論だが、YUIMETALもMOAMETALもベビメタの舞台で泣くことはほぼ全くない。少なくとも2年くらいは泣いてないはず。かなり珍しい場面だ。格好良く歌い上げるような曲なのに泣いちゃうんだから、余程感極まったんだろう。5万5千の熱い視線と歌声をしっかりと受け止められる感受性の強さがそうさせたのではないかと思う。


あと、SU-METALの「かかってこいよ!」が久々に聞けた。若干巻き舌気味のヤンキーっぽい言い方でかっちょ良かった。


ヤバッ!

この曲は初見の印象はかなり良かったが、イマイチ乗り切れない。まだ成長過程の曲なのかな。それでも、回転する円形ステージで遂に前方に3人が来た時には流石に盛り上がった。


そう、今回のステージは外側と内側が別々に回る仕様なのだ。


SU-METALの「違うでしょ!」がブリっ子口調だった。


いいね!

ユーロビート調の曲なので、広大なドームでのレーザーを使った演出が良かった(気がする)。そう、スタンドではなくアリーナにいると、頭上で起きていることなので全体像があまりイメージできていない。


YUIMOAのダンスが秀逸でかなり好きな曲だが、実物は遥か彼方。スクリーンも見辛かったのだろう、あまり印象に残っていない。


レゲエパートのコールアンドレスポンスは、可愛い感じで「東京ドーム!」。いいね!


シンコペーション

殆どライブで歌われていないこの曲。初めてライブで見れたという感動はあったが、あまり印象に残らず。SU-METALのボーカルがメインの曲なので、これも今後の成長が楽しみな曲。代表曲に育っていってほしい。


Amore -蒼星-

そしてモニターに大きな翼の映えたSU-METALが映し出され、はいキタAmore。今度は天空ステージからだ。ワールドツアーのファンカムを見ていると、7月くらいにはかなりモノにしいる感があったこの曲。モニターに映し出される汗だくで熱唱する彼女を見ていたら、入り込みすぎてついつい泣いてしまった・・・。ああ、遂にベビメタのライブで涙できる自分に遭遇。感慨深い。初めて聞いた時は紅月にはほど遠いと思っていたが、もしかしたらもう比肩するくらいになったのではないか。


この曲は構成が良い。前半で疾走感の中SU-METALの歌声を堪能し、中盤でのベースとギターの超絶ソロに痺れ、後半のブレイクとその後の半アカペラで泣く。いや~すーちゃんまじすーちゃん!


GJ!

遥か彼方で歌い踊るYUIMETALとMOAMETAL。ただでさえ小さいのにこの東京ドームでは更にミニチュア化。。


3・3・7拍子のところで煽られた。手拍子の煽りはこっちのも限界があるぞ~w


悪夢の輪舞曲

やっと最近良さが分かってきたこの曲。それでもまだまだ耳に入ってこない。。


確か回転する円形ステージの上で歌ってたと思うが、SU-METALが前を通る時だけ手を挙げて、それ以外は休憩。


4の歌

BLACK BABYMETALの代表曲。盛大に盛り上がったと思うが、あまり記憶なし。ブロック別に名前を付けられてチームがされたが、自分は何チームだったのだろうか・・。


YUIMETALの「みんな、今、幸せ?」の問いかけに一瞬ウッ!ってなった自分がいた。そりゃ今この瞬間は幸せに間違いないけど。。。


Catch me if you can

最初の神バンドソロで藤岡氏が真横の花道に。ギターの上手さよりもその小ささに感動。YUIMOAとあんまり変わらん位のサイズ感で可愛いw 大村氏は相変わらずのド派手ギターでド派手パフォーマンス。今日も絶好調って感じだ。青山氏もいつも通り。ハゲは髭がいつもより長めに生えてた。


神バンドは東京ドームだからといって変に気負うこともなく、いつも通りのプロフェッショナルぶりを発揮しているように思えた。


青山氏のツーバスドコドコが終わると3人が登場。細かい個所は記憶にないが、ステージが広い上にこの時は回っていたため、複雑なダンスルーチンがもっと複雑になっていた気がする。随所でYUIMETALがペンギン歩きで可愛く焦りながら走り回ってたのが超カワだった。どうしても3人の距離が空いてしまうからそれを埋めるためにそうなっちゃうようなのだ。ちなみにMOAMETALの股くぐりはなし。


あと、SU-METALが「What's up ?」って言ってた。


ギミチョコ!!

おおっ、ギミチョコだ!って感じ。なんか煽りも少なくあっさりと終わった印象。


KARATE

今年大ブレイクしたこの曲。今回はいつも通りな感じだった。もっと盛り上がっても良かったかも。煽りがいつも通りの英語でセリフ調だったのがちょっと微妙だった。


Tales of The Destinies

スクリーンに赤く抽象的でスタイリッシュなCGの映像が映し出され、周りがざわつく。何の曲が始まるか全く読めないが、何となく、ついにこの曲が来る予感はする。はいはい~ついに来ました、Tales of The Destinies!世界初公開!


まだとっちらかってる印象のあるこの曲だが、所々にあるYUIMOAのキャッチーなダンスに目を奪われる。中でも、中盤のピアノパートのYUIMETALが爆カワでドッと歓声が起こるほど。その瞬間はYUIMETALにしか目がいかなかったけど、多分MOAMETALも可愛かったはず。なお私は、基本的に画面内に3人がいれば、いつもずっとYUIMETALだけを見ている。


この曲は結構高音がきついようで、SU-METALもまだ歌いこなせておらず、「永遠のメーモーリー」のところで声が豪快に裏返ってた。高音部がかなり歌い辛そうだ。それでも、無難にこなそうとせず果敢に挑戦するSU-METALの姿勢が素晴らしい。


そしてこの曲の最後の方で、コルセットの謎がついに明らかになる!というか予想通りなのだが、光るのだ。恐らくリモコン的なもので誰かが遠くから操作しており、自由に付けたり消したりできるようなのだ。


流石に5万5千が放つ光はスペクタクルの一言。こればかりは現地でしか味わえない感動。

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THE ONE -English ver.-

TOTDの後と言えば、勿論この曲。いつもの黒ではなくゴールドのゴージャス衣装で登場!それも3人それぞれが3方に伸びた花道の先端から。


YUIMETALが真横をゆっくり歩いてくのを凝視していたが、本当にちっちゃくて華奢だな~と改めて実感。ドームの広さゆえにより一層そう見えるということもあるだろうが、今日はより幼く見えた。なんか幼児化しているような・・。


今回は残念ながら英語バージョン。日本語の方が聞きたかった。。





THE ONEの終わりに盛大な爆破音が鳴り、ライブ終了。ちょっと寂しい終わり方だ。短かった。。


●セットリスト

紙芝居

01.Road of Resistance

02.ヤバッ!

03.いいね!

04.シンコペーション

05.Amore -蒼星-

06.GJ!

07.悪夢の輪舞曲

08.4の歌

09.Catch me if you can

10.ギミチョコ!!

11.KARATE

12.Tales of The Destinies

13.THE ONE -English ver.-

To be continued



RED NIGHT終了

直ぐにライトが付いて退場のアナウンスが聞こえてくる。バックに流れるのは何故かFrom Dusk Till Dawn。英語版のMETAL RESISTANCEに入ってる曲だ。今日演ってもよかった曲なのに。。スクリーンにはTo be continuedの文字が。


今日、ある程度間近で見られたのは真横の花道に来たYUIMETALとMOAMETALだけ、SU-METALは確か来なかった。YUIMETALはTHE ONEの時に来たけど、MOAMETALはいつだったか思い出せない。でも結構な時間すぐ側に来てた。CATCH MEかKARATEあたりかな?相変わらずムチムチしてた。


MOAMETALは少しだけ痩せたかな?YUIMETALも若干痩せたような。SU-METALは特に変わらず。そんな印象。


あと、今回は全体的にSU-METALが少し空回りしていたような印象がある。気負ってたように見えた。場の空気を掴み切っていないようにも。でもそんな暗中模索なSU-METALもまた良い。そんな不器用で一生懸命なのも彼女の魅力の一つなのだ。ちなみに、かなり高レベルで歌い上げていて、その上でいつもと比べてって話。


声が裏返りそうになったり、実際に裏返ったりしてたけど、心境が如実にパフォーマンスに出てしまう性格なんだろうな。だから皆を惹きつけて止まないんだ。MステのKARATEでミスった時を思い出した。


東京ドームという会場については、ライブ全体を通して音量・音質は不安定であったが、そこまで酷くはなかった。少なくともZepp TokyoやStuido Coastよりは良かった。こればかりは席によって大きく変わると思うので、あくまで自分の席での話。


あと、THE ONE SEATの特典って何だったんだろうか?コルセットは全員に配られていたし。THE ONEのコルセットだけ赤い柄が入っているけど、もしかしたら特典ってこれ?だったらうけるわーw それか、もしかしてスタンドでなくアリーナで見られるってことだったのかな? Only The FOX GOD Knows!

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SONY DSC-RX1R , , , ISO, Photo by eto


仲の良い友人がスタンドの席に見に来ていたのでLINEで飯に誘うものの、つれない返事。一人で雨の中帰ることに。こういう時にベビメタ談義ができる仲間がいたらって切に思う。




雨脚はそこまで強くはないが今日はロードバイク。このまま帰ったらびしょ濡れになるくらいは降っている。先ずは近場で夕食を済ました方が良さそうだ。


帰る途中、酷く濡れる前に飯田橋の昔良く通っていたパスタ屋に寄る。閉店15分前に何とか入店。ついてる!ドームからは結構な距離があると思うが、ベビメタTの客が何人かいたw 歩いて来たの?

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SONY DSC-RX1R , , , ISO, Photo by eto

アラビアータ 大盛 食べかけでスイマセン。。麺がもちもちで味も超美味い。お好みでタバスコ・チーズ・ブラックペッパーもどうぞ。





今日のライブ、一言で言えば、明日もあるしこんなもんか、という感じだった。


KOBAMETALが雑誌か何かで、ドームはお祭り的なノリでやるって言っていたので、もっと砕けたスペシャルなのを想像していたが、ガチの直球勝負で芯の通ったステージだった。大きなスペシャル感はなかったが、そんなに不満はない。まだ半分だし。


まあでも、今日だけ参戦の人はちょっと可哀想かな。席によっては怒ってる人もいると思うけど、はっきり言って人生は運だからね。そんな人たちがどうかBABYMETALを嫌いにならないでくれますように。


ベビメタTは来て行って良かった。オーディエンスもショーの一部であることを改めて実感したし、Tシャツを着ると自分もその一部だとより実感できた気がする。ただBABYMETALが好きというだけの共通点でこうして集った仲間達との一体感が得られるんだよね。言葉などなくとも。ちなみにアリーナのベビメタT着用率は95%くらい。


今回のライブは、2014年の武道館と同じ赤い夜・黒い夜の構成なのだが、武道館の時は紅い夜の出来の悪さを不甲斐なく思ったSU-METALが、家に帰ってもう一度、「1人赤い夜」をやったそうなので、今回も大いに期待できる。今日がダメだったわけでは決してないのだけれど、もっともっとできる子だから。


さあ、2枚のアルバムにある全25曲のうち13曲を今日披露したため、残りは12曲。


この時点では、残りの曲数も今日より少ないし、明日は流石に何かプラスαがあるんだろうな、と思っていた。新曲があるとは思えないが、アルバム以外の別の曲を歌うなり何らかの重大発表があるのだと思っていた。単に残りの曲を今日のような感じでやっても流石に厳しいだろうと。。


ただ、そんな身勝手な予想は、ものの見事に裏切られるのであった。


To be continued(BLACK NIGHTに続く。)



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