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狂気の白ミサ【BABYMETAL】

BABYMETALの白塗りライブに行って来ました。


熱かった~!

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二の足を踏む

前にBABYMETALを生で見たのは今年4月の新木場Studio Coast。5月から海外ツアーと沢山のフェス出演が決まっていたため、次は東京ドームだと思っていた。が、ドームより1ヶ月ほど早く、新木場の時と同じTHE ONEの限定ライブが8月に開催されることが6月に告知された。


しかし、今回は【白ミサ】ということで、困ったことにドレスコードがコープスペイント(顔面死体メイク)となっており、若干!?ハードルが高い。当然行きたいが、どうしようか。平日だから会社を早退or休む必要もある。それに加えて初めての白塗り・・。化粧道具も一式揃えた上で、事前に練習も最低1回は必要だろう・・・。いやいや、若干どころか相当ハードル高い・・。新木場は微妙だったし・・申し込んでも当たるか分からんし・・と言う訳で、最初は申し込みを見送ってしまった。


その頃は6月中旬ごろで、丁度BABYMETALは海外ツアーの真っ只中。4月から始まったツアーは、5月頃まではファンカムを見る限り、そんなに調子が良さそうではなかった。


しかし、6月頃から、SU-METALの声に変化が。声色の張りと伸びと艶がグッと増したのだ。YUIMETALの体形とダンスの調子も回復傾向にあるように思えた。


Babymetal - Road to Resistance  - THE WILTERN LOS ANGELES 15.July.2016


そんな中、7月になって、なんと白ミサ追加募集の告知が。流石のBABYMETALも、平日6公演の白塗り強要ライブは埋まらなかったのだろうか。


丁度、6/11のDOWNLOAD FESTIVAL(PARIS)から7/12のアメリカ西海岸・シアトル公演まで1ヶ月間が空いたことで飢餓感が増していたこともあると思うが、今度は勢いで申し込んでしまった。ただ、申し込んではみたものの、正直、半分くらいは当たらなくても良いような気持ちであった。


結果は、、「当選」。嬉しいような嬉しくないような・・いや、やっぱり嬉しい!白塗りという煩わしさはあるものの、生BABYMETALは滅多に見られるものじゃない。


だったら初めから申し込んどけよ!と我ながら思う。まだまだ甘い。二の足を踏んだ報いは整理番号の悪さに表れていた。






狂気の白ミサ

そんなこんなで、ライブの日が迫ってきた。とりあえず、先ずは肝心の白塗り道具を揃えなくては・・・。


ファンサイトの掲示板などで名前が良く出てくる「三善」という有名な舞台用化粧品のお店が新宿にあり、とりあえずそこで一式を揃える。2回ほどお店に行ったが、明らかにベビメタのために買いに来ている人が何人かいた。ベビメタ特需だ。お店の人の対応も慣れたもので、BABYMETALの名前を出さなくても余裕で感付かれている。


専門店なので本格的な道具が揃うが、それだけにそこそこの出費だ。次に使うのはBABYMETALの白塗りライブがまたあったときだけだと断言できるけど、まあでも仕方がない。


ライブの前日、部屋で一人、コープスペイントの練習。先ずベースの白を顔にのせて、満遍なく広げてムラなく仕上げる・・が、仕上がらない。どうしても肌色が透けて見えてしまう。次に黒。目の周りと口は黒で。白と黒の境界線を上手いコトぼかさないと、パンダになってしまうので、そこが重要だとやりながら悟った。ただ、手応えはあったものの、まったくイメージ通りにはいかない。まあ仕方ないか。。練習し過ぎると直ぐにドーランがなくなってしまいそうなので、あとは本番で何とかするとしよう・・・。






当日は台風の接近も危ぶまれていたが、何とか前日にそれてくれて晴れ模様に。


会場のZepp TokyoはウェンブリーのLVと同じ場所。前回は大人しく電車で行ったが、今回は一人なこともあり、ロードバイクでお台場を目指す。お台場に自転車で行こうとすると有明の方から回り込む必要があるので、杉並区からだとゆっくり行って1時間半ほど掛かる。


入場開始の1時間半ほど前に会場へ着くと、周辺は白塗りの怪しい人だかりでごった返していた。ほぼ男。今回は若い人が多い印象だ。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto


建物周辺の適当な場所を陣取り、早速、世を忍ぶ仮の姿を脱ぎ捨てに掛かる・・。練習の通り、先ずは白のドーランから。白をガッツリ乗せたいところであったが・・、そこは真夏の屋外、吹き出す汗。一旦のせた白が、同じ場所を触ると見事に直ぐ取れてしまう。時間もないので、白粉でごまかして、黒を目と口に入れてぼかして・・。結局メイクは雑なままとなってしまった。まあ、所詮無理だったんだなとあきらめる。メイクが完成してからの汗は多分OKなんだろうが、メイク中に汗をかくのはNGだと学習した。次に活かそう(次があればだけど・・・)。


今回はメイク道具などがあるので、カバンをコインロッカーに入れる必要がある。だが、Zepp Tokyo外のロッカーは全部埋まっていた。ここからが少し大変で、コインロッカーを探して死体メイクのまま周辺施設をうろつくことになる。結局は少し歩いたところにあるニトリの店内に入って抜けたところのロッカーを見つけたのだが、こんな思いは二度としたくないな・・。周りの一般人の視線がグサグサと刺さって痛過ぎた。


さて、そのころにはとうに入場が始まっていたが、追加応募だったため、整理番号がかなり後ろの方であり、暫く待機。今回は全体の通し番号ではなかったのでどれほど後ろかは不明だが、恐らく、2400/2700番目位だったと思う。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO4000, Photo by eto


開演の20分ぐらい前にやっと呼ばれ、顔認証・ワンドリンクを直ぐに済ませて中へ。さあ、何処に陣取るか。




前回の新木場で後ろ過ぎて殆ど見えなかった教訓を活かし、今回は中央上手横の扉から何とか中へ。Zepp Tokyoは全体が柵で縦に10ブロック位に分かれており、前から4ブロック目くらいの端に入ることができた。するとここで奇跡が。なんと、少しして前の方へスルスルっと人が移動していくではないか。それに便乗して付いて行くことで、なんと2ブロック目の上手に入り込むことに成功!!想像だが、会場のスタッフか客の誰かが、もっと詰めて下さい的な事を言ったのだと思う。ステージからは6~7mくらい?。まさかこんな位置で見れるとは・・新木場の時とはえらい違いだ。


開演まであと15分ほど。前を向いていると人々の後ろ姿しか見えないから普通の光景だが、後ろを見るとゾンビでビッシリと埋まっている光景が笑える。2階は関係者席。若い女性らしき人が何人か居た。さくら学院の関係者かもと思い目を凝らすが、暗くて誰かまでは分からない。




いざ本番

場内はメタルっぽいSEが流れる中、曲と曲の間でいちいち大きな歓声が上がる。白塗りまでして来た酔狂なファンが集まってる訳だから無理もないが、仮装パーティ的なノリで我を惜しげもなくさらけ出せるからなのか、何とも言えない開放的で密度の濃い雰囲気の中、開演の時を待つ。と、SEの途中で急に暗転。紙芝居もそこそこに、1曲目はお馴染みのBABYMETAL DEATHからスタート!


と同時に、中央に向かって激しい圧縮が始まる。この位置に来て、圧縮ってどういうことなのかが、やっと分かった。サウナの中でおしくら饅頭している感じ。尋常じゃない量の汗が流れ落ちる中、ペットボトルの水を飲むのもままならない。全身ズブ濡れ。


普通に考えたら舞台は客席より高い位置にある訳で、大人しく見てればある程度は見えるはずなのだけれど、3人が登場した瞬間からみんな背が伸びる(笑)。その上に振りコピ、合いの手、モッシュなどなどで目まぐるしく視界が遮られる。まあそれでも半分くらいの時間は3人を視界に捉えることができただろうか。


そして、お立ち台の上に3人が乗ると、間近でやっとその全身を拝むことができた。一言で言うと、神々しかった。会場内の熱気は相当なもので、きっとステージも暑かったことだろう。3人ともかなり汗をかいていたようだ。


幸いなことに自分は背が高い方で体力も並み以上にはあるので何とかなった。しかし、背が低い人、普通の女性はそもそも見れないし、体力が並み以下の人は耐えられないであろう過酷な環境だ。おまけに周りの人たちの体臭や口臭もそこそこキツかったりする。


4月の新木場では拍子抜けするほど楽しめなかったので、今回は過度の期待はしていなかった。だた、運も味方して良い位置で3人を見ることがきて最高だった。整理番号が悪かったことも、結果的には良かったのかもしれない。わからないものだ。


そして、新木場がダメだった理由が分かった。陣取った位置がダメ。これに尽きる。ライブハウスなんて音が良い訳でもないので、ある程度近くか、遠くても何にも遮られずにちゃんと見える場所でなきゃ話にならない。特に自分のような、ダンスの格好良さに惹かれているタイプは。そして、最低限の位置を確保するために、整理番号が悪い場合は後ろからではなく横から入らなくてはダメだったのだ。横からなら、展開次第で中央に進める。後ろに居ても前には到底進めない。特に新木場の時は階段を上がった上だったので、どうにもこうにも前には行けなかった。今回のZeppも、10ブロックぐらいに分かれていてその間に柵があるので、後ろから前には行き様がない。




話がそれたが、肝心のライブの内容について。


近くで見る3人は、超絶鬼可愛いかった!そして、元気そうで何よりだった。圧縮で視界を遮られながらだとダンスの精度を判断することは無理だし、ライブハウスのスピーカーを通してだとSU-METALの歌声が違った感じに聞こえるのでその辺りは良し悪しが分からない。でも、兎に角可愛いかったし格好良かったし、最高だったことは間違いなく断言できる。3人とも暑そうだったが、特にYUIMETALはそれが表情に現れていた気がする。温泉に入ってのぼせているかのような顔をしていた。


神バンドには殆ど目がいかなかった。上手だったので、大神さんはたまに目に入ったが、小神に至っては、確か居たはず、ぐらいしか記憶にない。3姫が目の前にいたら、神バンドでもそんなもんなんだな、と思った。


【セットリスト】

紙芝居

01 BABYMETAL DEATH

02 ヤバッ!

03 いいね!

04 Catch me if you can (神バンドソロ有り)

05 GJ!

06 Amore-蒼星-

07 ウキウキ★ミッドナイト

08 メギツネ

09 ヘドバンギャー

10 Road of Resistance


正直言って、ライブ中の細かい記憶がほとんどない。その瞬間瞬間はきっと目の前の光景に一喜一憂していたのだろうが、それが思い出せない。SU-METALとは、一瞬だけ目が合ったような気がする。ほんの一瞬だけど・・。YUIMETALは汗がキラキラと輝いていて、この世の物とは思えぬ、菩薩的な可愛さ。Twitterか何かで誰かが言っていたが、YUIMETAL自体が「発光」しているかのようだった。いや、あれは確かに発光していた。MOAMETALは相変わらずの愛嬌の良さ。RoRの最初の旗のところで一人だけ笑ってたのがツボだった。彼女はBABYMETALの後も一生食ってけると思う。


1時間程度のライブだったが、体感的には3、40分くらい。まさかRoRで終わりだと思っていなかったので、ポカーンだった。後から曲数を数えると10曲なので、まあ普段通りなのだが。


ペットボトルをしっかり腰からぶら下げていたのだが、圧縮の勢いで落として、拾って飲んだら別の味がした(他人のだった・・)。水分補給を途中でしなければ、とてもじゃないが身が持たない。周りの人は飲んでないようだったけど、慣れてるからなのかな?途中で体力が尽きかけたけど、もしあと30分くらい長かったとしても、それくらいなら何とか耐えられたと思う。




ライブ後は暫く動けなかった。服は上下とも泳いだ後のような濡れ具合。自分だけの汗じゃないと思うけど。。白塗りは、白部分はほぼ取れていて、黒だけが残っていた。


白塗りも、面倒臭いが、まあ特に思っていたほど大変じゃないかなという印象。自分で自分の顔は見れないし、そんなに気にならない。周りもみんな白塗りなんだし。


暫くして会場を出て、コインロッカーまで歩いてメイク落とし。そそくさと自転車で帰路に就く。勝鬨橋から見る夜景がいつも以上に輝いて見えた。


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白ミサ時のBABYMETAL(公式Twitterより)




最新のBABYMETAL

今回のライブを含めて、ここ最近のBABYMETALは、6月から8月にかけてグッと良くなってきている印象がある。


YUIMETAL

体形はすっかり回復して、違和感ないレベルまできた。可愛さも相変わらず100点だ。ただ、パフォーマンスはまだ2015年の絶好調時には・・。1年前のパフォーマンスが脳裏に焼き付いていて、どうしてもそれを期待してしまう自分がいる。


Babymetal - line!  - BABYMETAL WORLD TOUR 2015 @ Zürich X-TRA 2015, June 3rd


ただ、1年前とはステージ上での雰囲気がまるで違っていて、前はお転婆なアスリートのようだったのが、近頃はおしとやかな女の子といった感じだ。まだ成長期と言えばそうなので、2015年の状態に戻ることは難しいような気が最近はしている。


勝手な想像だが、体のどこかが調子悪くて激しい動きができないのか、気持ちの問題なのか、100%全力では踊っていないように見えてしまう。力の抜けた感じ。

ただ、昔のダンスのキレが戻れば、BABYMETALは更に世界征服大きく近づくことが出来る筈なので、まだまだ密かに期待はし続けている。ゆいちゃんまじゆいちゃん


MOAMETAL

ダンスが明らかに上達した。YUIMETALが才能ならMOAMETALは努力の人だ。今はYUIMETALと同じぐらい踊れている。


ただ、ここのところちょっと太ったようだ。今のままでも問題はないレベルだが、出来ればもう少し痩せた方が良い気はしている。勝手なこと言ってスイマセン。。


SU-METAL

6~8月にかけて明らかに一皮むけた。歌唱力がグンとレベルアップ。何かが吹っ切れたような感じで、時に荒々しく躍動的で生命力に溢れる歌声に磨きがかかった。たまらない。


あと、元々ステージ上では弾けた性格だったが、更に弾けたようだ。海外で修行を重ねる中で何かを掴んだのか、私生活が充実しているからなのか、単に喉の調子が良いからなのか分からないが、とにかく最近のSU-METALは凄い。これも勝手な予想だが、上手く歌えるようになった実感が自分でもあって、歌うのが楽しくて仕方ないのだと思う。


マシュマロ色の君と  - 2012年9月8日 ららぽーと豊洲


上のは4年前、中3のSU-METALだが、個人的にはこれが彼女の歴代最高レベルのパフォーマンスだ。


Karate  - Fortarock 2016-June-05


そしてこれが最近のSU-METAL。かなりいい感じだ。更に今年の日本でのフェスでは、4年前のララポートと同レベルと言って良いくらいのパフォーマンスを発揮している。


もう彼女は、歌うために生まれてきたような特別な人間であり、歌に魂を込めて、それで人を支配できる稀有な才能の持ち主なんだと思わざるを得ない。


あと、綺麗になった。SU-METALは、きっとこのまま素敵な大人の女性になっていくのでしょう。





BABYMETALはギャップがいい。


天然で人見知りなのにカリスマのSU-METAL。フワフワしてて清楚なのにダンスキレキレのYUIMETAL。女の子全開でムチムチなのに歌って踊れて喋りが上手く字も上手いMOAMETAL。みんな若くて遊びたい盛りなのに有り得ないくらい本気かつストイックにやってるのもそう。そのギャップが可愛さを加速させる。


人は、純粋に音楽だけ、見た目だけでは判断しない。意識的にせよ無意識にせよ、その背景となる人間性やポリシー、世界観や物語性も含めて好きになるのだ。そこに、BABYMETALがこれだけ受けている秘密がある気がする。






東京ドーム2days

白ミサに行って良かった。行かずに後悔しなくて良かった。


思い起こせば、何度か後悔があった。ハマってからの最初は昨年12月の横浜アリーナ2days。チケットは当たらなかったけど、今思えばヤフオクで買ってでも行くべきだった。先日のROCK IN JAPANもそう。家でPeriscope越しに圧巻のパフォーマンスを見た後に後悔した。


でも、もうこれからは躊躇しない。行ける場所のは全部即申し込みあるのみ。今だけのBABYMETALがそこにあることが実感を伴って分かったから。


BABYMETALは、MCが殆どない代わりに、きっと、歌とダンスと愛嬌でそれを表現しているのだと思う。「来てくれてありがとう!」って本当は言いたいと思うんだけど、それも含めてあらゆる全てを渾身のパフォーマンスで表現しているかのように思える。


昨日のサマソニもPeriscopeで見たが、圧巻だった。画像が荒くてSU-METALのボーカルだけしか堪能できなかったが、また進化していた。


次は東京ドーム。2daysの両方とも。さらに進化したBABYMETALが見られるのが、今から楽しみで仕方ない。


See You !



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