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ケイムで組むランプシェード2【その1】

また新たにケイム組みの立体を制作します。


今回は、構想~ガラス・ケイム選びまでです。


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構想・事前準備 - Concept

前回は試作という位置付けでしたが、今回は作品としてもう少し凝ったものを作ろうかと思います。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/2.0, ISO200, -0.3EV, Photo by eto

この、前回のモノをベースにします。


これは真横から見ると正16面体の一部になっていましたが、今回は少し変化を付けます。そして、上から見た形が前回は12面になっていましたが、倍の24面にしてみようかと思います。





デザイン・完成イメージ - Design

イラストレーターでデザインします。


前回より、もう少し詳しくデザイン(製図)の工程を記します。後から見ても分かるくらいにはしたいなと。


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先ず、横から見たライン(断面図)を決めます。


今回も、正X面体をベースに、数学的な秩序のあるデザインにしたいと思い、正28面体にしました。


そこから、左の黒の部分を使います。直径は300mmとします。



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ここから少し変化を付けたいので、一番上の面を逆側にそらせます。


一番最初に組むベースとなる段を組み易くするため、一番外側の面は垂直にします(矢印が当たっている面)。


断面図はこれで決定です。縦は9面(9段)に決定しました。各断面の辺の長さは同一で、33.8mmです。これは、イラストレータ上で容易に分かります。



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ここからがミソです。

Illustratorで一気に型紙の数字を算出します。


先ずは、各段目の直径を出します。Illustratorであれば、スマートガイド機能でアンカー(面の切り替わる点)の座標が表示されるので、簡単に直径が分かります。


左の数字が直径です。




次に、求めた直径の正24面体を、上の図の全ての直径の長さで描きます。これが、立体を上から見た場合の外周部分の図です。


左の数字は、描いた正24面体の一辺の長さです。これが、各段目の横一辺の長さです。これも、スマートガイドで容易に分かります。


これで各辺の長さが分かったので、型紙が作成できます。簡単ですね。Illustrator様様です。




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Illustrator上で強引に描いた完成予想図です。


ピースが増えると、やはり迫力がありますね。






製図・型紙作成 - pattern making

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算出した数字を元に、Illustrator上で型紙を製図します。


Illustratorを使えば、計算式すら不要です。断面図と段数、周囲の面の数がわかれば、このように機械的に型紙が作成できます。


そして、この型紙通りに組めれば、イメージ通りの形が出来上がることは、前回の試作で実証できています。




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今回は、ケイムのハートは1.2mm程度なので、型紙でも1.2mmほど抜きます(間を空けます)。中心線から、内側に0.6mmずつ入ったの赤い線が、最終的な型紙を切る線です。


また、一番下のラインにはFU6のケイムを被せるため、ガラスの「のみこみ」が多くなります。そのため、ガラスの見える長さが同じになるように計算して、型紙を2.4mm程縦に大きくします((6-3)-(1.2-0.6)=2.4mm)。


ここから、イラストレーター上で実寸法に型紙を拡大し、型紙用の紙に直接印刷して型紙を作成します。


型紙ダウンロード(CS6版aiファイル)






ガラス選び - glass selection

オパレッセント(不透明・乳白色)のガラスを使います。

ココモとスペクトラムのガラスです。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO2000, Photo by eto

左から、スペクトラム SP-6067-83、ココモ KO126、ココモ KO104。


これらのガラスをランダムに使用して、飽きのこない表情を作れたらと思います。


ケイム準備 - lead came preparation

前回はFH8を使いましたが、今回はFH6を使用します。

マツムラメタル製のFH-6ソフトです。ランプの最下部、一番下の箇所だけ、FU-6を使います。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO2500, Photo by eto

マツムラメタル製のFH-6ソフト、FU6。





今回はここまでです。次回、ガラスカット、ケイムカットと組みを行います。


我ながら、どんな風に出来上がっていくか楽しみです。



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