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【ステンドグラス制作】赤いケイムランプ【その2】

前回に続いて、2回目です。


今回はガラス・ケイム選び、型紙制作、ガラスカットまでを。

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SONY DSC-RX1R , 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

ガラス選び - glass selection

ほぼ全面を赤にするため、新しいガラスを何枚か購入しました。


ランプシェードの場合は透明度が高すぎると中の電球が見えてしまうので(見せたい場合はそれでも良いのですが)、適度に不透明なガラスが欲しいところです。


ただ、白系などの明るい色と違い、赤で適度に不透明で透け感が綺麗なガラスとなると、選択が難しいですね。自分が無知なだけかもしれませんが・・・。


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SONY DSC-RX1R , 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●Youghiogheny 900RIP


先ずはヤカゲニーのソフトな柄のリップル。明るくて鮮やかな赤。若干オレンジがかっています。このような透けるガラスは、今回はあんまり沢山は使えないかもしれません。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO200, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO250, Photo by eto

●Oceana 363 Dark Copper Red


続いては、オセアナのリングモトルです。 全体的に白味がかっており、赤い個所が少なめです。今回は一つ一つのピースが小さいので柄を活かせず、使い方が難しそうですね。


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SONY DSC-RX1R , 1/100, f/5.6, ISO100, Photo by eto

それにしても、なんて禍々しい柄なのだろうか・・・。でも正直、全体的にモトルの形がイマイチ。。


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SONY DSC-RX1R , 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●Wissmach Hammered Red


ウィズマークのハンマード赤。クセのない普通の色の赤です。ココモのハンマードよりも模様が不規則で好きです。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

ハンマードは裏側(ツル面)から見たい方が綺麗ですね。筋子みたいです。


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SONY DSC-RX1R , 1/100, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●UROBOROS 51-606-90-5 Grenadine Red Granite Ripple


Grenadineは、グラナディンシロップ(カクテルなどに用いるザクロが原料のシロップ)のような色、と言う意味。要はザクロ色。言い得て妙。


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SONY DSC-RX1R , 1/100, f/5.6, ISO100, Photo by eto

透けます。裏からでも表からでも使えます。深みがあって、とっても綺麗な赤です。


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SONY DSC-RX1R , 1/320, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●UROBOROS 60-2502-96-4 Red Opal


ウロボロスの赤のオパレッセントグラスです。あまりその辺では見かけませんが、こんなのもあるんですね。こうしてみると綺麗ですが、あまり透けないので使い方が難しいところです。


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SONY DSC-RX1R , 1/100, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●UROBOROS 60-625-5 Opal Red w/Dk Red Streaks


こちらも赤のオパレッセント。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO250, Photo by eto

濃いぃです。


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SONY DSC-RX1R , 1/200, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●UROBOROS 60-25-5 Reds Orange w/White


クリアやホワイトが程よく入った美しいガラスです。オレンジや黄色に近い赤は、今回買った中では貴重なので、大事に使いたいところ。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO125, Photo by eto

濃い部分はガッツリ濃いです。


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SONY DSC-RX1R , 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

この透け感・・・定番のガラスですが、唯一無二な感がありますよね。



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SONY DSC-RX1R , 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●UROBOROS UNCAT


これも同じウロボロスのものですが、こちらは定番外の一点もの。白の斑点が美しいです。まるで生き物の様。ガラスのサイズは小さいです。


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SONY DSC-RX1R , 1/250, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●UROBOROS 51-00-90 Clear Granite Ripple


グラニトリップルのクリア。ケイムを使って柄を入れる12段目はクリアにしようかと。上手く光を発散させたいのでキツめのテクスチャにしましたが、上手くいくでしょうか・・・。


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SONY DSC-RX1R , 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●SAINT-GOBAIN Crackled CR-06 Smoked Ochre


ランバーツではなくサンゴバンのクラッケルです。アンティーク。ランバーツとほぼ同じ感じですね。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

12段目をクリアにして抜けが多すぎたり合わなかったら、これを使ってみます。


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SONY DSC-RX1R , 1/320, f/5.6, ISO100, Photo by eto

●FREMONT Crackled Clear


泣く子も黙るフリーモントのクラッケル、元板です。


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SONY DSC-RX1R , 1/160, f/5.6, ISO100, Photo by eto

写真では分かりませんが、ファイヤーポリッシュされているため表面がとても滑らか。上から下にいくにつれ、柄が細かくなっていっています。



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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO125, Photo by eto

今まで見た中で一番きれいなクラッケル。お高いので、今回は使わない方向で考えています。。。



今回買ったガラスは、ウロボロス多めです。ウロボロス社が倒産しそうな感じなので多めに買ったというのもありますが、ウロボロスの赤は綺麗なものが多いです。値段もそれ相応にしますけどね。。


これら以外にも、手持ちの赤いガラスを少しだけ使います。





ケイム準備 - lead came preparation

マツムラメタル製のFH-5、FH-4、FU-5、全てソフトタイプです。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/8.0, ISO160, Photo by eto

左からFU-5、FH-4、FH-5。


FH4が、FH5と違って表面がうっすいです。ペラっペラ。FU5と比べても更に薄いです。前回溶かしまくったFU6よりも薄いことになります。組むのにも苦労しそうですが、ハンダが今から憂鬱です。。






型紙製作 - Pattern making

今回から家で型紙を作ることにしました。とりあえず必要なのはプリンタと紙。持っていないので新規に購入です。


●プリンタ:Brother DCP-J4225N-B ブラック プリビオ ネオ [A4カラーインクジェット複合機(コピー・スキャナ)] 12,800円


●紙:KMKケント200番 A3サイズ、15枚綴りのパッド 1500円くらい?


プリンタの安さに驚きました。。これでA3も印刷出来るんです。ステンドグラス用の型紙を作るためだけに購入したようなものなので、助かります。


紙は、ここまで高級なものでなくても良いのですが、何度も使ったり再利用できるくらい頑丈なものを探していたら、これになりました。新宿の世界堂で色々見た結果です。他にもっと安くて丈夫な紙があれば良いのですが。


型紙はコピー用紙ではなく特別な紙を使うので、コンビニではプリントアウトできません。キンコーズでも、結構な値段が掛かります。家ならイラストレーターから直接印刷できるので、やっぱり便利ですね。狭い部屋がますます狭くなりましたが・・・。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO3200, Photo by eto

一応A3も印刷できますが、背面から手差しで1枚ずつ給紙する必要があります。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO1000, Photo by eto

ラインに沿って丁寧に型紙を切り抜きます。ピースは多いですが型紙の種類は少ないので直ぐに終わります。






ガラスカット - glass cut

早速ガラスを切っていきます。今回は各ピースの高さが全て違うので、ピージュは使いません。全て型紙を当ててカットラインを引き、カットします。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO500, Photo by eto

最近は上のような感じにカットラインを引いて切っています。このような直線的で単純な形のピースは、一定の幅で落とした後に、間を空けずにガラスにカットラインを入れます。


黒い点は、黒ペンで引いたラインのこちら側をカットする、という印です。このようにしてカットすると、カットラインを入れるのとカットするのが半分の時間で済みます。その代わり、切り損じると2ピースを無駄にしますが。。


あと、ラインを隔てて、片方を小さくカットしてしまうと、もう片方は大きくなります、当たり前ですが。ほぼライン通りに直線を切る自信があれば、この方法は最高に使えます。


この切り方、言葉だけだと具体的なやり方の説明が難しいですが、ニュアンスくらいは伝わったかな?と思います。兎に角、楽で速いです。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO640, Photo by eto

この通り。今までは1ピースずつ個別にカットラインを引いて個別に切っていました。今回は、ほぼ全てのピースをこの方法でカットします。


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SONY DSC-RX1R , 1/400, f/5.6, ISO100, Photo by eto

リップル系のガラスは型紙より小さめに切った方が良さそうです。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO800, Photo by eto

赤のガラスは、どれをどの場所にどの程度使うかを考えながら、切っていきます。


その際、全部一度に切らずに、ある程度、一通りのガラスを一通りの型紙で切ったら、軽く並べて見え方を確認したりします。今回はガラスをどう使うかで出来栄えがかなり変わってきてしまうので、慎重かつ後戻りが少ないやり方で進めたいところです。


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量が多いので、種類別に入れられるような容器があると便利ですね。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto






とりあえず、ある程度の量を切りました。今回のはどのガラスも堅くて切り辛かったですね。


今回はここまでにします。次回、切ったガラスを並べて色のバランスを見るところから、12段目の組みが終わる辺りまでいければと思います。



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