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Photoshop Camera Rawのことをもう少し詳しく書こうかと。

前回の現像ソフト対決で見事勝利した
Photoshop Camera Raw(≒Lightroom)についての、もう少し突っ込んだお話です。


Camare RAWで現像した写真も沢山載せてます!

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/2.0, ISO100, Photo by eto

Photoshop Camera Raw とPhotoshop Lightroomの違い

違いを整理しておきます。

現像ソフト特徴・ほかのソフトのと違い
Photoshop Lightroom
Photoshop Lightroomという名の現像ソフト。Photoshopと頭に付いてはいるが、Photoshopとは別のソフトである。単に一枚の写真を現像するだけでなく、大量の写真を効率的に管理・現像することに長けている。
Photoshop CC
Camera Raw
Photoshop CCのプラグイン。Lightroomと全く同様の現像が行える。
Photoshop CS6
Camera Raw
Photoshop CS6のプラグイン。Lightroomでできる現像機能のうち一部の機能は使えないが、まあただ現実的にはほぼ困らないくらい、同じことができる。
※具体的には、「刷新されたスポット修正」「円形フィルター」「Uprightテクノロジー」機能が使えない。

意外と知られていない、Camera Rawの単体ダウンロード方法

2014年6月時点の最新バージョンであるCamera Raw 8.5の単体は、以下のリンクからダウンロードできます。


Photoshop Camera Raw 8.5

これ、Adobeのサイトかと思いますが、大っぴらには公開されていないようですね。通常はPhotoshopのメニューからプラグインのアップデートから行えば良いのですが、インターネットに繋がない環境でPhotoshopを使っている場合はこれが必要かと思います。


ファイルをダウンロード→解凍後、AdobePatchInstaller.exeをダブルクリックで実行すると、インストールが行われます。

camera_raw_install.jpg

インストール後、Photoshopを開いてメニューの
ヘルプ>プラグインについて>Camera Raw
からバージョンを確認できます。

camera_raw_85.jpg

※おそらく、Photoshopが64bit版のCS6でないとアップデートできません。ご注意下さい。

実際に現像してみる

Photoshop CS6 Camera Rawを使って、実際に一枚現像してみましょう。前に撮った下の写真を、もう少しクッキリ爽やかにしてみましょう。

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SONY DSC-RX1R, 1/800, f/2.0, ISO100, Photo by eto

RAW画像(RX1Rの場合は拡張子がARW)をPhotoshopで開くと、自動的にCamera Rawが立ち上がり、すぐに現像を行えます。

camera_raw_capture_01.jpg

できることは色々ありますが、今回は[基本補正]と[ディテール]のタブにある項目のみを調整しました。(他の項目は、残念ながらまだ使いこなせていません。。)



[基本補正]

camera_raw_capture_02.jpg

基本補正は大きく3つセクションに分かれており、それを意識すると補正しやすいかと思います。

[ホワイトバランス]
  色温度
  色かぶり補正
[明暗]
  露光量
  コントラスト
  ハイライト
  シャドウ
  白レベル
  黒レベル
[鮮やかさ]
  明瞭度
  自然な彩度
  彩度

ハイライト・シャドウは、それぞれ明部・暗部と範囲を限定して明暗を調整することができます。白レベル・黒レベルも、まあそれに近いような機能のようです。
明瞭度はあまり聞き慣れない言葉ですが、これがまた効果絶大なんです。そう、文字通り明瞭になります。

[ディテール]

camera_raw_capture_03.jpg

ディテールでは[シャープ][ノイズ軽減]2つのセクションがあります。今回は[シャープ]の適用量だけを調整しました。

これにより、文字通り写真にシャープさを出すことができます。これもまた効果大です。


一通り調整が終わり満足のいく画ができたら、[画像を開く]ボタンを押してCamera Rawを終了し、Photoshop本体に作業を引き継ぎます。そして切り抜きツールで画像をトリミングし、最後は[Web用に保存]からJPEG画像を生成します。






はい。で、できた写真が以下です。分かりやすくするため、やや過剰に効果を効かせています。

DSC0220s.jpg

SONY DSC-RX1R, 1/800, f/2.0, ISO100, Photo by eto

お役立ちリンク集

Adobe TV - Camera Raw
Adobe TV - Lightroom

使い方は、やっぱりココが参考になりますね。


実例で分かる!究極の写真編集ソフト「Photoshop Lightroom」の使い方

Lightroomを使っていますが、読んでて爽快感あります。楽しいです。


LightroomとPhotoshopとCamera Rawの違いについて教えてください

Camera RawとLightroomの違いについて、いろんな角度の意見が聞けます。


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SONY DSC-RX1R, 1/200, f/8.0, ISO100, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/2000, f/2.0, ISO100, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/4.0, ISO1600, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/8.0, ISO2000, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO640, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/100, f/2.0, ISO100, Photo by eto

これから

他にもいくつかCamera Rawで現像をしてみました。


やっぱり明らかにカメラが作ったJPEGよりRAW現像して出したJPEGの方が綺麗ですね。解像感が高く諧調が豊かできめ細かい。これは病み付きになりそうです。

まあでも、やりすぎると現像ではなくレタッチになってしまうので、要注意です。まあそれはそれで良いと言えば良いのですが、不自然で気持ち悪いのはダメですね。

そのあたりは、写真とは何か?と言うような深い話にもなってくるので、またほかの機会に考えるとしましょう。


今後、基本的にJPEG撮って出しではなくRAW現像したものを使っていこうかと思います。Camera Rawはまだ他にもいろんなことができるようなので、色々と楽しみです。



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