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サーバーのWordPressをローカル環境(XAMPP)に移行する手順

サイトのデザイン変更などをする際に、サーバー上ではなく手元のパソコンで試しておきたいですよね。


今回、USBメモリ上にWordPressの環境を構築してそこにサーバーの環境をコピーしたので、その手順を書き留めておきます。

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サーバーのデータ取得

先ず初めにサーバーのデータを取得(ダウンロード)します。WordPressの場合はデータベースと設定ファイルの2つをダウンロードすればOKです。


■データベース

サーバーでphpMyAdminを使用しているので、これを使ってデータをエクスポートします。


1)phpMyAdminにログイン
2)当該のデータベースを選択
3)エクスポートタブを選択し、SQLデータをファイルとしてエクスポートする。

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■WordPress設定ファイル

サーバからWordPressのファイル一式をFTPでダウンロードします。 (wp-config.phpのファイルがあるWordPress最上位のディレクトリ以下全て。)

XAMPPのインストール

XAMPP(ザンプ)は、ウェブアプリの実行に必要な各種ソフトまとめたもので、主にPHP 開発環境として利用されます。容易にインストール・設定・使用が行えます。


以下のサイトからXAMPPをダウンロードします。

https://www.apachefriends.org/index.html Image


ダウンロードしたファイル:xampp-win32-1.8.3-5-VC11-installer.exeを実行します。

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ここで、今回はCドライブではなくUドライブ(USBメモリをUドライブに設定済)にインストールします。CをUに変えます。

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Uドライブの設定

USBメモリをパソコンに差すと、その都度ドライブ名が変わることがありますよね。それを防ぐために、パソコン側で特定のUSBメモリのドライブ名を固定すると便利です。こうしておけば、どのパソコンでもUSBメモリは同じドライブ名で、USBメモリからのXAMPP起動が可能になります。(最初だけ各パソコンで設定が必要。)(※Windowsの場合)


1)[コントロールパネル]->[管理ツール]->[コンピュータの管理]->[記憶域]-[ディスクの管理]を開く。

2)変更したいUSBメモリのドライブを右クリック->[ドライブ文字とパスの変更]を選択。

3)変更をクリックし、[次のドライブ文字を割り当てる]からドライブ名を選択。(Uドライブがオススメ)


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XAMPPのインストールが終わりました。FinishでXAMPPのコントロールパネルが開きます。

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ApacheとMySQLのサービスをスタートさせます。

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http://localhost/xamppにアクセスします。以下の画面が開きます。日本語を選択します。

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ここでちょっとセキュリティの設定をしておきます。

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ステータスが[要注意]になっています。

リンクをクリックします。

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上下2か所、それぞれ設定します。

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ステータスが[安全]に変わりました。

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XAMPPへのデータインポート

■データベース

エクスポートしたデータを、インポート先に合わせて修正します。具体的には、ドメイン名を一括で置換します。

例)サクラエディタで一括置換を行う。http://eto-noriaki.net →http://localhost/eto に一括置換。 Image


http://localhost/xamppへ戻ります。phpMyAdminへアクセスします。

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先ほど設定したユーザ名/パスワードを入力して実行します。

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先ずは空のデータベースを作成します。

[ユーザ]タブに移り、以下のように入力します。

[同名のデータベースを作成して全ての特権を与える。]にチェックすることによりユーザと同時にデータベースを作成します。

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それ以下はデフォルトで、右下の実行ボタンを押します。

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インポートタブに移ります。

インポートできるファイルの容量が2MBになっており、このままではインポートが行えないため、設定ファイルを変更して容量を増やします。

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容量アップ

xampp/php/php.iniファイルにある以下のパラメータを変更することにより容量制限値を変更できます。

1)post_max_size=8Mを「200M」に変更
2)upload_max_filesize=2Mを「200M」に変更


はい、200MBに増えました。

ファイルを指定し、[実行]します。

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成功しました。

エラーがでることも結構ありますので、その際はエラーメッセージを見てデータを修正します。

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■WordPress設定ファイル


エクスポートした設定ファイルをU:xampp\htdocsに移します。ここが公開ディレクトリに当たります。


設定ファイルwp-config.phpを変更します。


/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', '(設定したDB名)');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', '(設定したユーザー名)');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '(設定したパスワード');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');

また、wp-config.phpと同じ場所にある.htascessファイルを削除または変更します。

動作確認

移行が成功していれば、http://localhost/(wp設定ファイルのフォルダ名)にアクセスするとサイトが開きます。管理画面はhttp://localhost/(wp設定ファイルのフォルダ名)/wp-adminです。


今回は、トップ画面にはアクセスできたものの、それ以外のページではエラーがでました。そこで、WP管理画面の[設定]-[パーマリンク設定]を再設定(何も変更せず保存)したところ、エラーは解消しました。


もう一つ、自作したテーマのテンプレートタグ:home_urlを使っている箇所で、正しくURLが出力されませんでした。http://localhost/etoではなく、http://localhost/になってしまいます。これについては原因不明です。さしあたり、home_urlを使っている箇所のソースを変更することで対処しました。

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<お役立ちリンク>
WordPressで公開しているサイトのサーバーを変更する

さすが、レンタルサーバー会社さんのページです。


WordPressサイトをローカル環境から本番サーバーへ移行する

うまく移行できない時のチェックポイントが役に立ちました。



最後に

なお、この手順は、サーバー→ローカル(XAMPP)だけでなく、サーバー間の移行でもある程度使えるかと思います。


近々、サイトのデザインをちょっと変える予定です。いま、XAMPP上でごちょこちょ弄っているところです。




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