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【ステンドグラス探訪01】名古屋市市政資料館

今回から始まった【ステンドグラス探訪】シリーズです。記念すべき第1弾は、名古屋市市政資料館!


wikipediaのステンドグラスの項にも載っている、日本ではそこそこ有名なステンドグラスです。

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SONY DSC-RX1R, 1/500, f/5.6, ISO100, 0.7EV, Photo by eto

名古屋市市政資料館

見ての通り立派な建物です。


元は裁判所の庁舎として大正時代に建てられ、一旦は役目を終えて取り壊される予定だったものが、1980年代に修復され、現在は名古屋市市政資料館となっています。

名古屋市市政資料館(なごやししせいしりょうかん)は、愛知県名古屋市東区白壁にある名古屋市の公文書館。


名古屋城からは少し離れているが、名城公園の一部として扱われている。建物(旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)は重要文化財に指定されており、名古屋市が設定する「文化のみち」の起点に位置付けられる。

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SONY DSC-RX1R, 1/40, f/8.0, ISO6400, Photo by eto

裁判所だっただけのことはあり、上の写真のような部屋もあります。






正面のステンドグラス

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2500, 0.7EV, Photo by eto

中に足を踏み入れると、いきなり真正面にドーンとステンドグラスが登場します。


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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/2.8, ISO100, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/2.8, ISO100, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/2.8, ISO100, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/2.8, ISO100, Photo by eto

ガラスは、スペクトラム、ココモ、サンゴバンなどのものだと思います(勝手な予想ですが。。)。1980年代にステンドグラスも修復されたとのことなので、建造時の大正時代のものではなく、改修時に入れたガラスかもしれません。


一番外側のうすいアンバーがサンゴバンのCX、その内側のブルーの帯はスペクトラムのハンマードでしょうか。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/4.0, ISO160, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/8.0, ISO125, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/125, f/4.0, ISO100, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/250, f/4.0, ISO100, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/4.0, ISO100, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/4.0, ISO125, Photo by eto




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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/4.0, ISO125, Photo by eto

裏側です。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/4.0, ISO125, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/4.0, ISO125, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/4.0, ISO125, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/4.0, ISO125, Photo by eto

これだけの大きさのパネルなので、やはりしっかりと格子状に補強が入っています。


針金でケイムに止めてあるように見えますが、針金部分をケイムに半田付けしたのでしょうか。見たことのない補強の仕方です。





天上のステンドグラス

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/2.0, ISO200, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/2.0, ISO125, Photo by eto

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/2.0, ISO125, Photo by eto

同じ場所で天井を見上げるとそこにもステンドグラスが。これもなかなかの大きさです。


少し斜めから写した写真だとわかるかと思いますが、重みのせいで、若干たわんでいます。まあ地面と水平に設置されているわけなので、仕方ないのかもしれません。このパネルも、裏側から補強してあるのがうっすら透けてみえますが、補強してもわたむものはたわむんですね・・・。





大法廷のステンドグラス

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO4000, -0.3EV, Photo by eto

この建物はとても広く、法廷、会議室、留置所など色々な部屋があります。その中の一つ、大法廷です。ここで上を見上げると・・・


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1000, -0.3EV, Photo by eto

ここの天上にもステンドグラスが入っています。おそらく、気付かない人が大多数かと思います。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, -0.3EV, Photo by eto

4枚、同じデザインのものです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, -0.3EV, Photo by eto

色が綺麗に出てますね。ここのは、自然光ではなく、人口光なのだと思います。






評価

メインのステンドグラスは、裁判所だけあって天秤をあしらったのデザインらしいです。しかし、モチーフのど真ん中にドーンと太っとい桟がきているので、、、気付く人はまずいないでしょう。どのような意図でこうなったのか、製作者に聞いてみたいです。


全体のデザインは、完全なシンメトリー、2重の帯で、良くある「いかにもステンドグラス」なデザインです。色使いも無難な感じ。


細かい部分をケイムで分けている割には同じガラスを使っているので、ちょっと手を抜いて安く上げた感があります。場所が場所だけに無難なものにせざるを得ない、というのは分かります。しかし、もう少しこだわりのある、凝ったもにして欲しかったと言うのが正直な感想ですね。


デザインやガラスに関しては、特に褒めるべきところがありませんが、パネルのつくり、職人的な仕事の部分はしっかりしていてると思います。天井や大法廷のステンドグラスも同様の評価です。上から目線で勝手な事言ってスミマセン。。




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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

上の写真は、建物一階の窓の一部に使われていたグルーチップの窓です。いい感じですね。これは当時のものでしょうか?今売られているものと全くテクスチャが同じ感じなので、当時のものではない気がしますが、真相は不明です。



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