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【ステンドグラス探訪12】堀内ビル 前編

【ステンドグラス探訪】シリーズの第12弾です


今回は名古屋駅前、堀内ビル地下のステンドグラスをご紹介します。


歩いていて偶然見つけました。

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1250, -0.3EV, Photo by eto

第一堀内ビル

堀内ビルは、名古屋駅前にいくつかあるビル群です。少なくとも、第一~第五までは確認しました。今回は第一ビルの地下のステンドです。



名古屋駅からなら、歩いて5分か10分くらいです。1階はジュンク堂で、地下が飲食店街になっています。






天井の11のステンドグラス

飲食店街の地下通路の天井に埋まっていて、いわゆるライトボックスになっています。中は蛍光灯ですね。

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, -0.3EV, Photo by eto

No.01 花を基調としたゆるい感じのデザインです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, -0.3EV, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, -0.3EV, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, -0.3EV, Photo by eto

No.02 こちらは葉のような実のような感じ。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, -0.3EV, Photo by eto



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, -0.3EV, Photo by eto

どうしても、各パネルの間の部分に目がいってしまいます。



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, -0.3EV, Photo by eto

No.03 「空と草花」でどうでしょう。おそらくこれが最も大きいものです。直径2mくらいかな。6枚に分割されています。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, -0.3EV, Photo by eto



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, -0.3EV, Photo by eto

No.04 こちらはやや抽象的なデザインですね。


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SONY DSC-RX1R, 1/125, f/5.6, ISO100, -0.3EV, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/125, f/5.6, ISO100, -0.3EV, Photo by eto

どのパネルも、ガラス部分の際にパテのようなものが付着しています。



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO200, -0.3EV, Photo by eto

No.05 こちらは涼しげな感じで。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, -0.3EV, Photo by eto

白はどんな色ガラスにも合います。



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, -0.3EV, Photo by eto

No.06 水面を這う水草。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, -0.3EV, Photo by eto

ガラスは、ほとんどスペクトラムのオパレッセントグラスですね。もしかしたら全てそうかもしれません。



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, -0.3EV, Photo by eto

No.07 何か今までにないモチーフが入ってます。傘でしょうか。壊れた傘のように見えますね。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, -0.3EV, Photo by eto



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO250, -0.3EV, Photo by eto

No.08 「団子三兄弟」こちらは小さいです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, -0.3EV, Photo by eto

アップで見ると、技術レベルが良くわかります。



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO200, -0.3EV, Photo by eto

No.09 ちょっと秋めいたデザインですね。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO200, -0.3EV, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, -0.3EV, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO250, -0.3EV, Photo by eto

No.10 これはわかります。パイナップルです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO250, -0.3EV, Photo by eto

これだけが唯一の一枚ものです。大きさも最少かと。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, -0.3EV, Photo by eto

黄色の発色が良いです。



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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, -0.3EV, Photo by eto

No.11 これまた今までの全ての要素が入ったようなデザイン。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, -0.3EV, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, -0.3EV, Photo by eto






感想・評価

ガラスは多くがスペクトラムで、安価なものが使われています。高いガラスが良くて安いガラスはダメ、ということは全くありませんが。ただ、今回のは、安いガラスを使ってその通り安っぽくなってしまった典型と言えるでしょう。


ただ、デザイン・作りは緩慢かもしれませんが、それを味と考えることもできます。巷にはこのようなステンドが多いから評価は低いですが、それは相対的なものであり、絶対的に評価が低いとも言い切れません。もし巷にスタイリッシュで格好良いステンドが溢れていたら、このような素朴なのは評価が高いかもしれません。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, -0.3EV, Photo by eto

そもそもな話ですが、一応言っておきます。真ん中に十字が入ったデザインはどうかと思います。この継ぎ目の感じがデザインを妨害しているので、もう少し何とかならなかったのかなと。


加えて、やっつけ仕事感もちょっとあります。場所が場所だけに、そもそも誰も見ないからと、手抜きしたのだったら、残念なことです。


唯一、色使いは悪くないかなと思いました。一部、モノクロとカラーの組み合わせが素敵な個所もありましたし。

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, -0.3EV, Photo by eto

こうやって人目に付かずひっそりとはまっているステンドを見ると、ちょっと悲しくなります。





最近良く思うのは、ステンドグラスには作者の性格、人間性、生き様や、作られた環境がにじみ出ているな、ということ。まあ、今回のでも作者に会った訳ではないので確信は持っていませんが、多分合っています。


ぱっとしないステンドグラスは、ぱっとしない人が作ったか、各工程で別々の人が携わったために、意思が統合されていないモノ、な気がします。


次回は、第一堀内ビル地上にあるステンドの街灯と、道を挟んで向かいにある台に第二堀内ビルのステンドをご紹介します。



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