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【ステンドグラス探訪21】新宿伊勢丹本館

東京の新宿伊勢丹にあるステンドグラスです。


昔からあるもので、そこそこ有名なものですね。昭和初期、宇野澤組の制作です。


けっこう分かり辛い場所にあります。これ目的で行かないと、先ず目にすることはないでしょう。

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO500, Photo by eto

伊勢丹

伊勢丹(いせたん、英称 :Isetan )は、三越伊勢丹ホールディングス傘下の株式会社三越伊勢丹が運営する百貨店屋号の1つである。また、株式会社伊勢丹は、2011年(平成23年)3月31日までこれを運営していた企業。


1886年(明治19年)創業の呉服店系百貨店。関東地方などの国内、及び中国・東南アジアの一部の都市に百貨店を展開する。2007年上半期時点で、日本の百貨店業界第5位。日本全国に関連会社を含め12店舗展開し、新宿本店が売り上げの6割を占める。ファッション性の高い衣料品の販売で中高年層を始め、若い世代からも支持を集める。1968年(昭和43年)オープンのメンズ館の成功で、紳士服は売れないという業界のジンクスを破った。


ロゴマークは、創業時から○に「伊」の筆文字が入ったマーク(初代小菅丹治の筆と伝えられている)を使用してきたが、1975年(昭和50年)、1986年(昭和61年)と二度マークを変更している。なお、創業時からのマークは現在も社章として使用されており(各店舗に"○伊 伊勢丹 ISETAN DEPARTMENT STORE"の銘板アリ)、新宿店本館屋上の看板で使用されている。POSシステムは、日本NCR製を使用する。


伊勢丹 - ウィキペディア(Wikipedia)

GWに東京へ行っていました。知人と新宿駅西口で待ち合わせたのですが、連絡があり1時間ほど遅れるとのこと。そこで急遽、閃いてここへ。夕方だったので西日が当たっていましたね。







本館7Fと屋上の間のステンドグラス

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO400, Photo by eto

新宿伊勢丹本館の7階から屋上へ続く階段のところに入っています。具体的には、ステーキ屋「西櫻亭」の横の階段です。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto

縦長の大きさのが3枚。それぞれ途中で縦に7枚に分割されているので、一つ一つのパネルはそんなに大きくないです。3つとも全く同じデザインです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO500, Photo by eto

右のもの。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO400, Photo by eto

真ん中。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO400, Photo by eto

左。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO250, Photo by eto

一番上の半円の部分が、残念ながら建物の影になってしまっています。なぜなぜどうして。。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto

3つとも同じ柄なので、修理の跡が分かりやすいです。けっこう沢山ありますよね。他とは違うケイムの線が入っている箇所です。割れた箇所を見ると、どんなガラスが割れやすいかわかりますね。えぐれ、くびれ、細いもの、は良く割れています。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO200, Photo by eto

写真では分かりにくいですが、結構痛んでます。割れたり曲がってたり。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO250, Photo by eto

ガラスは、元から入っているものは当時の型板ガラスですね。ただ、あちこち直されて違うガラスになっています。例えば右下の石目なんかは上の石目と違いますよね。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto

よく見ると、パテが結構ガラスに付着していたりします。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO200, Photo by eto

手前に板ガラスが入っているので、その反射が邪魔をします。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO500, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO500, Photo by eto

ハンダは全面ですね。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO400, Photo by eto

各パネル毎に、横に裏側から補強が入っています。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/320, f/5.6, ISO100, Photo by eto

屋上の入り口から。こんな感じになっています。建物の中と違って人が少ないですね。


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SONY DSC-RX1R, 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

のんびりと落ち着ける感じです。その辺の公園と違って、決して猫の糞があったりはしません(笑)。





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新緑の季節、どの草花も綺麗です。


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中でもツツジは最高に綺麗でしたね。


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感想・評価

昔、新宿区に住んでいたこともあり伊勢丹には今まで数え切れないくらい来てますが、このステンドグラスは初めて見ました。


前にも屋上に上がった記憶はありますが、ステンドグラスには気づかなかったと思います。もしくは、その時気づいても今は覚えていないだけかもしれません。一般人にとってはその程度の存在感です。


こうしてステンドグラスを主役として撮るとそれなりに見えますが、ただ通り掛った人は、存在にほぼ気付かないと思います。仮に気付いても、ステンドグラスとして認識して綺麗と思うことはまずないでしょうね。大きいのですが、ありきたりで光るものがなく、あまり目立ちません、ガラスなのに。時間帯によって、たとえば午前中などは、また違った見え方になるのかもしれませんが。


だから勿論、自分以外は立ち止まって眺める人もいません。一般の方はガラスだと思わないかもしれませんね。薄汚れたプラスチックだと言われても納得いく感じです。

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto

思うに、3つともデザインが同じなのが残念ですね。同じだと、作品という感じではなく製品、建材という感じになってしまいます。「言われて作った感」が満載になってしまうんですよね。芸術作品とまでは言わなくても、せめてもう少し個性や癖、主張のようなものが欲しいところです。いや、わかってます。予算上の制約があったであろうことは想像がつきます。だとしても、です。


絵柄のデザインは、悪くはないですがちょっと薄いですね。ここも、もう一癖欲しいところです。構図もパッとしません。色使いも中途半間だと思います。どうせならクリアと薄いアンバーの2色だけの方が良かったのではないかと思います。中途半端に薄い緑や赤が所々入っていますが、良い方向に効いてません。全体に、何かこう、しっくりこないバランスの悪さ、噛み合わなさ、を感じます。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO400, Photo by eto





と、気付いたら悪い評価ばかりになってしまいましたが、全体の評価はそんなに低くないです。大きいので迫力は多少あると思いますし。是非、光の当たり方が違う別の時間帯にも来て、見たいですね。


今回の東京訪問で、ここ以外にも町にあるステンドを幾つか撮ったので、また別の機会にご紹介しようと思います。



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