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【ステンドグラス探訪25】某個人邸

とある個人邸にあるステンドグラスをご紹介します。


いつもは公共の場にあるステンドをご紹介するのがほとんどなのですが、今回は特別です。

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2500, Photo by eto

某個人邸

昔からあるお家です。閑静な住宅街の中にあります。


家の中には結構な数のステンドグラスがありますが、今回はその中から大小合わせて4つほどを、ご紹介します。





玄関の引き戸

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO500, Photo by eto

玄関を入ってすぐの引き戸です。片方だけステンドグラスになっています。結構な大きさです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO250, Photo by eto

ガラスは、サンゴバンのCXがメインで使われています。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto

小さいガラスはアンティークが多く使われていますね。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2000, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO400, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO5000, Photo by eto

裏側から。順光で見ると、ハンダ付けの感じが良く分かります。


あと、ケイムと木枠の際を良く見ると、隙間が空いているのがわかります。木枠に直接ガラスがはめ込まれているのです。つまり、外枠にケイムが使われていないのです。これは珍しいです、初めて見ました。パテが、ケイムと同じように木枠にも入れられています。パテは白パテが使われています。


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SONY DSC-RX1R, 1/20, f/5.6, ISO6400, Photo by eto

大きなパネルなので、真鍮の補強が横にに一本入っています。丁度真ん中のところです。







インコのランプ

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO3200, Photo by eto

いちばん奥の部屋にありました。大きいです


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2000, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2000, Photo by eto

葉っぱのガラスチョイスが素敵ですね。モルトを使って枯れた感じを出してるあたりが特にナイスです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto


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全体的に、オパレッセントグラスの中でも透明感があるものを使っているのが良いです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1250, Photo by eto

裏側はこうなってます。


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SONY DSC-RX1R, 1/60, f/5.6, ISO6400, Photo by eto

長ーいスタンド。


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SONY DSC-RX1R, 1/15, f/5.6, ISO6400, Photo by eto

中の光を消した状態。ハンダの様子が良く分かります。盛りがしっかりしているので、これだけの大きさの作品でも強度が出せているのだと思います。






フクロウのランプ、他

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO5000, Photo by eto

リビングの天上から釣り下がっています。愛らしいフクロウですね。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto

光が灯っていない状態です。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO3200, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/15, f/5.6, ISO6400, Photo by eto

こちらは部屋の隅にあった小形のランプ。






感想・評価

引き戸のパネルは、ガラスの色にもう少し統一感があった方が良いかな、という気もしますが、この家には結構合っていて、なじんでいます。色のランダム加減がよいです。


そして、線がまた良いです。ケイムの太さをはっきりと変えているので、メリハリがきっちり出てます。太い方のケイムは15mmくらいありますが、細い方は5mm程度です。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO3200, Photo by eto


インコのランプは、バックのガラスが複雑な色であり、それに負けない強い色がモチーフのインコや木々に入っており、作品に重みと深みが出ています。


技術的にも、これだけの大きさなのに、不格好な線のズレもなく、ハンダも綺麗です。自分もカッパーでここまでの作品が作れたら良いですね。


この引き戸とインコの2つの作品は、全体的に仕事が丁寧です。


一方で、フクロウのランプと最後の小物のランプは、前の2つとは違う方が作ったようです。ガラスが裏表逆だったり線がズレていたりと突っ込みどころは多々ありますが・・・まあ、温かみがあって良いと思います。






一般家庭の中にあるステンドグラスは、もはや良い悪いを超えてその家の一部となってる感がありますね。


だからと言って品質がどうでも良い訳ではもちろんなく、作品が良ければ、より愛着を持たれて大事にされる訳です。自分もそんなものを作れたらと切に思います。



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