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【ステンドグラス探訪26】名鉄瀬戸線・尾張旭駅

名鉄瀬戸線・尾張旭駅に入っているステンドグラスです。


なかなかの大きさですよ。

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SONY DSC-RX1R, 1/250, f/5.6, ISO100, Photo by eto

名鉄瀬戸線・尾張旭駅

瀬戸市にある尾張瀬戸駅と名古屋の栄町を結ぶローカル線の名鉄瀬戸線、通称「瀬戸電」の尾張旭駅です。


駅自体は昔からあるのですが、1994年に新しく作り直されました。駅の形が線路をまたぐ橋のようになっていて、その北側と南側、そして中央の改札の中に立派なステンドが入っています。






北側のステンド

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO160, Photo by eto

先ずは北側のやつです。


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SONY DSC-RX1R, 1/200, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/5.6, ISO100, Photo by eto

ガラスは、ココモとスペクトラムが殆どのように見えます。あと、サンゴバンのCX00がちょっとだけ使われているのが分かりますね。


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SONY DSC-RX1R, 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

アンティークガラスは使われていないようです。


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SONY DSC-RX1R, 1/320, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/250, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/320, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/250, f/5.6, ISO100, Photo by eto

葉っぱのガラスがとても綺麗です。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

真鍮の補強線が縦に2本入っています。横ではなく縦に入っているのは珍しいです。


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SONY DSC-RX1R, 1/250, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

サインがあります。以前にも出てきた工房ですね。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

斜めから


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto

離れて見るとこんな感じです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2000, Photo by eto

夕方になって日が沈んだ状態。ハンダの感じが良く分かります。外枠以外のケイムは、全てラウンドケイムで部分ハンダです。






中央のステンド

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

改札の中にあります。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

改札の外からの撮影だと、これが精いっぱい。。まあ、基本的に北側・南側のと同じようなガラス・デザインです。






南側のステンド

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, Photo by eto

駅の南側にも、北側と同じ大きさのパネルが入っています。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/5.6, ISO100, Photo by eto

大きさは同じですが、デザインは違います。


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SONY DSC-RX1R, 1/160, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/250, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

パテが・・・悲しい。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto

補強線も、外れてしまっています。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/320, f/5.6, ISO100, Photo by eto

背景の青・紫・クリアの組み合わせ、悪くないと思います。


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SONY DSC-RX1R, 1/125, f/5.6, ISO100, Photo by eto

これを見るとわかりますが、かなり反っています。


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SONY DSC-RX1R, 1/100, f/5.6, ISO100, Photo by eto

北側のパネルは何ともないので、おそらく、こちらのパネルだけ直射日光が当たったか何かで、大きく湾曲してしまったのだと思います。曲がったため、補強が外れてパテがとれてきてしまっているのではないでしょうか。もしくは、単に補強の固定が弱く外れてしまっただけかもしれません。






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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO6400, Photo by eto

夕方ごろに撮影。ハンダの様子が良く分かりますし、パテの外れ具合も良く分かります。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO3200, Photo by eto

日が沈むと、逆側から見た方が綺麗に見れます。






感想・評価

このステンド、自分が学生の頃に、出来たのを見てガックリきたステンドなんですよね。


理由は、いかにもステンドって感じで、垢抜けてなくてダサイからです。色使いもベタでだし、デザインも嫌。ありきたりで何も感じ取れない。当時は正直そんな感想を持ちました。


ただ、今こうやって改めてじっくり見ると、良い所も色々と見えてきます。それは玄人的なの見方をしているからなんだと思います。しかし、大事なのは素人的な見方なのです。ガラスに詳しくない一般人が見て綺麗かどうか、心に残るかどうかが断然大事です。


あと、近くで良く見るとまあ綺麗なのですが、少し離れて見るとそれがあまりわからないです。実際に近付いてまじまじと見る人は殆どいない訳なので、離れて見たときに綺麗であることが重要です。近くで良く見れば綺麗、じゃ、ちょっと悲しいです。離れて見ても綺麗、パッと見て綺麗、が理想です。


あと、そもそもな話ですが、建物にステンドが合ってないですね。じゃあどんなステンドが合うかといったら、答えは出せないですが・・・。正直、ステンドが似合うような建物ではないです。


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SONY DSC-RX1R, 1/250, f/5.6, ISO100, Photo by eto


ダメ出しが多くてすいませんが、ついでに以下の所感も付け加えておきます。

  • もっとモチーフをデフォルメしてデザインした方が良い。ありきたり過ぎる。
  • 枠に綺麗に収めようとして、無個性化している。お行儀が良すぎる。ひまわりが熱い花なので、もっと枠にとらわれない熱いステンドにしてほしかった。
  • パネルの中に赤や茶の帯が縦横斜めに入っているが、それが、よりステンドを形式的にしてしまっている。
  • 斜めの帯と縦横の帯に囲まれた箇所をモノクロにしているのは良いアイデアだが、全く目立たない。
  • パテの入れ方が悪い。パテがしっかり噛んでいないからポロポロ落ちてくるのではないか。
  • 補強の真鍮線を、全てのケイムとの接点できっちりハンダ付けしていないように見える。だから外れてしまったのかもしれない。

良い所もあります。ひまわりの花単体で見ると、悪くないです。バックの青・紫・クリアで抽象的に区切られた感じも、それだけで見ると悪くないです。ただ、組み合わせて帯を付けるとガクッとダサくなってしまいます。






このステンドは、ある意味で原点でもあり、反面教師でもあります。


だから取りえず、南側のパネルの歪み・パテ・補強線を修理して欲しいですね。



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