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【ステンドグラス探訪27】コスモ渋谷館

渋谷のコスモ渋谷館にあるステンドグラスをご紹介します。歩いていて見つけました。


場所は渋谷駅の西側、マークシティのすぐ横。


原色たっぷりインパクト十分のステンドです。

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SONY DSC-RX1R, 1/100, f/2.0, ISO100, Photo by eto

コスモ渋谷館

繁華街の中にあるので、渋谷によく行く方なら見たことがある方も多いと思います。


このビルは完全な飲み屋ビルですね。バー、スナック、パブ、クラブ、etc.が入ってます。飲み屋ビルとして見ると、ちょっと難易度高めです。。








建物正面のステンドグラス

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SONY DSC-RX1R, 1/100, f/2.0, ISO100, Photo by eto

まだ夕方くらい。外は明るいです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO500, Photo by eto

明るい時間帯だと映り込みが激しいです。






完全に夜になりました。

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1000, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto

左下に少し見える建物内の表札が、ステンドのガラスの色に合わせてあります。ニクイです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto

全部で12枚のパネルでできています。各パネル、十字に直線が入っているので、この部分で補強がされているのだと想像できます。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto

ステンドの裏側にある何かが影響しているのか、とても複雑な輝きを放っています。綺麗です。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1000, Photo by eto

ガラスは、多分スペクトラムやココモのものが中心だと思います。自信はありませんが。。遠目で見る限り、アンティークガラスは使われていないようです。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto

なんとなく、1980年代、バブルの頃に作られたパネルのような気がします。なんとなく。。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2000, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2500, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto

この部分、手前にはっきり見えるのはケイムの線ですが、奥にボンヤリと見える線は、ケイムではありません。何なのでしょうね。ステンドグラスが、奥と手前の2重構造になっているのかもしれません。ただ、奥のステンドは、線の感じからして偽物っぽいですが。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1250, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO2500, Photo by eto






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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO125, Photo by eto

昼間はこんな感じです。やはり、外が明るいとあまり目立ちませんね。


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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO200, Photo by eto

ただ、ケイムの具合は昼の方が良くわかります。太めのフラットケイムで組んでありますね。稚拙なハンダの感じといい、ヨーロピアンな感じの組み方です。






感想・評価

大きくてインパクトがあるので目立ちます。迫力もあります。派手さはピカイチです。


大胆に使った原色の対比が力強さを生み出している訳ですが、その原色が全体的に少し沈んだ重い色なので、軽くならずに迫力が出ているのだと思います。色味が深くて綺麗です。


デザインや効果は、すべて計画的なものなのでしょうか。それとも偶然の要素もあるのでしょうか。パネルの裏側がどうなっているかわからないので、そんなことを無性に考えてしまいます。


構図は、教科書的な見方をするとちょっとバランスが悪いと言えますが、その危うさが何とも言えない緊張感を出しているとも言えます。そしてガラスピースの形は独特の曲線で描かれています。好みが分かれると思いますが、自分は好きです。あと、ピースの形に統一感があるのは良いですね。色の配置のバランスも悪くないし、抽象的なのもGoodです。

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SONY DSC-RX1R, 1/80, f/5.6, ISO1600, Photo by eto


作りは、基本的にはヨーロピアンな感じの組み方で、ケイムの接点は点付けの雑なハンダですね。ハンダの細部までは見られないと思って、作業的にやってるんだと思いますが、まあ現にこうやってじっくり見る人もいる訳だし、やっつけではなく、もうちょっと綺麗に仕上げて欲しいところです。ハンダの雑さが全体の作りに影響を及ぼすこともある気がしますし。


ベースは普通のパネルなのですが、部分的に、絵付けのような特別な技法が使われているようです。絵付けにしてもケイムのような線が入っているので、不思議で変わった感じになっています。場所は真ん中の赤の直ぐ右上、水色の円の箇所などです。裏側から見ると何かわかると思いますが・・お店に入る勇気はなく。。





総合的に言うと、巷にあるステンドでは良いほうだと思います。パッと見のインパクトと統一感のある抽象デザインが良いです。ただ、もう一工夫欲しいところです。「滲み出る良さ」ってものがありません。あと、クドいから飽きが早いってのもありますね。


今月からまた東京に住み始めたので、これからはこっちにあるステンドをバンバン探訪していこうかと思います。乞うご期待!



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