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【ステンドグラス探訪45】小山台会館 前編

品川区の武蔵小山にある小山台会館のステンドグラスです。


前・後編に分けてご紹介します。


先ずは前編、建物内の6枚のステンドをどうぞ。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO400, Photo by eto


小山台会館

財団か何かの施設のようです。一応、自由に出入りできます。日曜が休みのため、土曜も仕事がちで日曜しか休みがない身としては、行くことが難しい場所でした。


が、今回、やっと訪問できました。








建物1Fのステンドグラス

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO1000, Photo by eto

建物の外から。コンクリの打ちっぱなしに、中々マッチしています。


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そして建物の中から。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO1000, Photo by eto

最初の3枚です。色味は青だけ。静謐な感じ。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO640, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO320, Photo by eto

この部分はエッチング(サンドブラスト)ですね。


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リーミーが良い感じです。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO400, Photo by eto


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パネルはシリコンでガッチリと固定されています。


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数センチ前面に突き出したプリズムの立体感が、ひときわ目を引きます。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO640, Photo by eto

RUI MODERN MURAL ARTS INSTITUTE YUGAWARA STUDIO


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プリズムは、見ての通りの突き出し具合です。物凄く重そう。。






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続いての3枚は、もう少し色味のある感じで。


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ハンダの様子が良く分かります。


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ケイムがしっかりと接点で入れ込まれています。ヨーロッパ式で、日本でも多くの工房で採用されている手法です。


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ハンダは丁寧とは言えませんが、作品の出来を大きく左右するほどではありません。それよりも、左側の貼り付けケイムが片方取れている方が気になります。。


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途中からケイムの太さが変わる手法が多用されています。


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ガラスの形も、普通ならあり得ない様なのが多々。






感想・評価

外国人が作っただけのことはあり、洗練されたデザインが目を引きます。巷に溢れるメイド・イン・ジャパンのステンドばかり見ていると、一際異彩を放っているように感じられますね。


ベースは垂直・水平のラインなのですが、そこに有機的な線が加わり、繊細でありながら飽きのこないテイストを生み出しています。粗密のバランスが良いのも作品の魅力の源泉となっており、素晴らしいです。色使いも上品でGOODだし、ヨーロッパ人のセンスは流石の一言ですね。日本人が作った同じようなガラスを使った同じようなテイストのステンドを以前ご紹介したことがありますが、比べると面白いです。


そして、色味を最小限に抑えることでアンティークガラスの表情― リーミー、大きな気泡、ストライエーションが良く映えています。特に青いステンドは、青とクリア・薄いグレーだけのシンプルな色使いが最高で、もはやそこから思想のようなものが感じられてしまうほどです。


もう一方のステンド3枚も、同系統の色や補色で上手く纏まっています。アンティークガラスの温かみのある手作り感と、無機質でありながらどこか不思議な感じのするデザインが相乗効果を生み出し、それが作品の魂へと昇華されている、と言ったら言い過ぎでしょうか。


また、平面だけでなくプリズムによる立体感も加わり、作品に別次元の効果が出ています。平面に立体が加わだけで、作品に厚み(ここでの意味は実際の厚みのことではなく)が出るのだなと改めて感じました。エッチングが施されている箇所も、自然で良い感じの仕上がりです。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO2000, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO250, Photo by eto






初めはちょっと鬱陶しかった、がっしりとした水平垂直の線にまとわりつくような細い曲線も、ずっと見てると効果的に働いているような気がしてくるから不思議です。まるでBABYMETALにおけるYUIMETALとMOAMETALのよう。


次回は、玄関付近にある残り5枚のステンドをご紹介します。



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