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【ステンドグラス探訪69】横浜外国人墓地、テニス発祥記念館

横浜シリーズ第2弾です。


今回は山手地区にある2つの施設のステンドグラスをご紹介します。

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SONY DSC-RX1R , 1/640, f/4.5, ISO100, Photo by eto


横浜・山手

横浜には、山手と呼ばれる地区があります。ここは幕末から明治まで外国人居留地であったこともあり、洋風の建物が多い地区で、観光地でもあります。


みなとみらい線の元町・中華街駅から少々歩いた場所にあります。個人的に、新宿三丁目から副都心線経由で、一本で行けるのが魅力です。


なお、この地区に来た大きな目的は、外交官の家にある有名なステンドを見に行くことだったのですが、なんと改修中で見られませんでした。もっとHPに目立つように載せておいてくれれば良いのに・・。


横浜外国人墓地 - Official



テニス発祥記念館 - Official






横浜外国人墓地

正門から敷地に入って直ぐ右に行くと、横浜外国人墓地資料館があります。

この小さな建物の中央奥に、絵付けのステンドが飾られています。

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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/4.5, ISO200, Photo by eto

モーゼの十戒ですね。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/4.5, ISO160, Photo by eto

ガラスのピース数は、かなり少ないです。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/4.5, ISO400, Photo by eto

ガラスはアンティークを使っているようです。イエロー系のみを使い、色味を最低限に抑えています。


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これだけなんです。実際の外国人墓地の様子や他の景色なども撮っておけば良かった。。





テニス発祥記念館

外国人墓地から、そこそこ歩いた場所にあります。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO100, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO640, Photo by eto


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ハンダの様子が良く分かる1枚です。ケイムは、細い部分は全てラウンドケイムです。絵付けでラウンドなのは珍しいと思います。




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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO2000, Photo by eto


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/2.0, ISO200, Photo by eto

顔だけが妙にリアル。美しい。。





感想・評価

外国人墓地の方のステンドは、ピース数が非常に少なく、ササっと作った、という感じの簡易的なステンドですね。勿論、全てのピースが絵付けなので、それ相応の時間は掛かっているでしょうが、どうしても、このようなのを見ると、ステンドグラスである必要があるのか?と思ってしまいます。(参考:目白聖公会


ケイムの線により生じる絵としての「違和感」が大きいのです。具体的には髪や手の部分です。サインからして作者は日本人のようですが、筆致から推測するに、趣味でやられている一般の方でしょうね。全体の構図も微妙です。良いのは、色味をイエロー系のみに抑えている点です。そこは、神聖さが出ていてGOODだと思います。


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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO640, Photo by eto


テニス発祥記念館の方のステンドも、サインからして日本人作のようです。恐らく女性ですね。こちらも、絵付けの部分はあまり手を掛けていないですね。


リングモトル(リング型の斑点模様のガラス)を多用していのは、パネルでは珍しいです。色味も、赤を効果的に使っていて、嫌いではないです。ただちょっと、主題と言うか主役が不明確なので、メリハリがなくのっぺりした印象を少し受けます。


上下に横へ2本、補強用の太いフラットケイムが入っていますが、特に視覚的に気になることもないので、良い使い方だと思います。変にデザインに混ぜ込んで補強線を入れてもまあ良いのですが、このように開き直ってバシッと入れてしまうのは、大いにアリだと思います。


ハンダが妙に盛り上がっている箇所がありますが、ラウンドケイムを使って差し込みなしで組んだため、ケイム間に隙間が空き、それを埋めるために生じたのだと推測できます。このステンドも、恐らく一般の方の作ですね。






本命だった外交官の家は、3月になったら改修工事が終わるそうなので、その時また、来れたら来たいですね。


その際には、もう少しこの山手地区の洋館を色々と巡ってみたいと思います。



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