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パンクしないタイヤ、TANNUS(タンナス)が凄い件

通勤に使っているロードバイクを、思い切ってノーパンク(チューブなし)タイヤに変えてみました。


そのレビューと思うところなどを。

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SONY DSC-RX1R , 1/125, f/2.0, ISO100, Photo by eto

個人的自転車事情 - パンクさえなければ・・

基本的に、通勤も含めて都内の移動はほぼロードバイクです。


単に自転車が好きってのもありますが、都内、特に都心だと、自転車の方が電車より早いですし、目的地の目前まで行けるから楽だし、と、良い事尽くめなのです。ちなみに、自転車に乗ることによる、コスト面でのメリットはあまり感じません。電車代が掛からないってのは、短期的にはそうですが、長期的に見て故障や部品の交換などを考えると、特にメリットには成り得ません。


で、そんな自転車生活で一番厄介なのが、そう、パンクです。


ロードバイクって、直ぐにパンクするんですよね。走行距離にも依りますが、一般的には約1000kmの走行で1度パンクすると言われており、自分もまあ、その程度のペースでパンクします。約1~2か月に1度くらいですね。

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SONY DSC-RX1R , 1/125, f/2.0, ISO100, Photo by eto


パンクの種類も様々で、突起物を踏んで派手にバーストすることもあれば、段差でチューブが切れてパンクすることもあれば・・。一番多いのは、小さな穴から徐々に空気が抜けて、朝などにいざ乗ろうとしたらパンクしてるってパターンです。


朝、会社へ行こうと思ったらパンクしてた時の絶望感。夜遅くに帰ろうとしたらパンクした時のやるせなさ。自転車屋が空いてない時間帯のパンクは、結構、いやかなりキツイです。日常生活でこれほどテンションが下がる出来事も、まぁ珍しいでしょう(笑)。あと、深夜の電車が動いていない時間帯のパンクも経験がありますが、アレはエグいですね。。


そんな訳で、今まで、事ある毎に自転車屋などで、どうしたらパンクを防げるか、パンクしないタイヤはないのか、と話を振ってきました。しかし、有効な回答が返ってきたことは皆無でした。


TANNUSとは? - ”No Tube No Air No Puncture”

そんな時に出会ったのが、TANNUS(タンナス)です。


TANNUSは、韓国の自転車用タイヤブランドで、初登場は2003年、日本では2012年から売られている、まだ新しいブランドです。

これは、簡単に言うと、チューブに空気を入れる従来のタイヤとは全く違った、芯まですべてゴム(正確には、ゴムに似た特殊な素材)の、パンクしないタイヤなのです。


なにせ、空気が入っていないので、パンクと言う概念が存在しません。タイヤを直接リムに装着するだけの簡単な構造です。


様々な種類がありますが、自分の場合は700×23Cのタイプ。




そうなると、最新バージョンのAither1.1というのが片輪で¥5,760(税込)、旧バージョンのAither1.0が¥3,000(税込)程です。思った以上に安いです。カラーバリエーションもあります。


今まで他の自転車屋でパンクに困っている話を振ってもTANNUSを勧められなかったのは、そもそも新しい製品のため扱えるお店が少ないからでしょう。経験がないから何も言えないのです。あとは、パンクの修理が大きな収入源!?の自転車屋があるとすれば、簡単には勧められない気もします。


今回、たまたまパンク修理で寄ったお店がTANNUSの特約店であったため、知識や経験はバッチリ。そこでこれを勧めてもらい、強く興味を持ちました。


交換したら最後、簡単には元に戻せないため、採用に踏み切るには少し勇気がいりました。ネットで色々と情報を漁ってみると空気入りタイヤには劣るという意見が多かったのも、二の足を踏む大きな理由の一つでした。


ただ、そんな否定的な意見の多くは昔の記事。2015年に大幅に性能をアップさせた新バージョンであるAither1.1がリリースされた今、古い意見は参考になりません。1.0からのバージョンアップのため、数字だけ見るとそんなに変わっていないと思ってしまいますが、実際には1.1では素材自体が変わっており、別物と考えても良いレベルだそうです。そんな訳で、思い切って交換に踏み切ったのです。


今回お願いした自転車屋さんは、中野区にあるTRACKSというお店です。若い店主の方が、丁寧に対応してくれました。躊躇していた自分の背中を押してくれた!?のもこの方です。色々と相談に乗って頂いて、説得力があったのが決め手となりました。


このTANNUS、自分で取り付けることも可能ではありますが、相当大変だそうです。今回は大人しくお願いしました。トータルの価格は、両輪の費用と工賃で1万5千円程度でした。


もし実際に交換を検討される方は、このTANNUSは、一般の自転車屋では取り扱いが難しいようなので、代理店のHPにある特約店でお願いしてみると良いかと思います。


何が変わる?長所と短所

走行性能においては、あくまで個人的な感覚ですが、、普通の空気入りタイヤより優れている点・劣っている点、共に、特にありません。ビックリするくらい、普通のタイヤとほぼ同じです。先入観なしに乗れば、街乗りでは、ほぼ違いが無いと言っても良いレベルです。


乗り心地は、パンパンに空気を入れた普通タイヤと同等です。普通のタイヤも、空気を入れた直後はゴツゴツしますが、あの感じです。あとは、強いて言えば、カーブで横向きに力が加わった時の感触や前への推進力が少し違う(かもしれない・気がする)程度です。


グリップ力、雨の日の走行なども、特に違和感なしです。


と言う訳で、長所と短所をざっとまとめてみます。

長所・利点

・兎に角、パンクしない!心理的な安心感が凄い。


・耐久性が、普通のタイヤより良いとされている。この先長持ちするとしたら、パンクの修理やチューブの交換代が掛からないため、コスト的なメリットが発生するかも。


・走行中にタイヤがパンクすると、最寄りの自転車屋に駆け込むことになるが、自転車屋さんは、何故か感じの悪い人が多い(そう思いませんか?)。それが今後なくなると思うと気が楽。

短所・気になる点

・交換自体に初期費用が掛かる。自分の場合は、タイヤ代+工賃で約1万5千円。


・強いて言えば、曲がる際に横向きの力が加わった時ののタイヤが軋む感覚が普通のタイヤとちょっと違う(気がする)。


・自転車を前に運ぶ力、進む力(推進力)が、普通のタイヤと比べて若干劣っている(ような気がする)。


・未知のものに対する恐怖が少しだけある。突起物が刺さったらどう対処する?いきなりタイヤが外れたりしないか?など。


・先の話だが、最終的にどうなったらタイヤ交換なのかが分からない。

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見た目は普通のタイヤと全く変わりません。


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完全なスリックタイヤです。MADE IN KOREAの文字がしっかりと入っています。

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シールが張られているのは、元々空気入れ用のバルブが出ていたところです。そのままにしておくと水が入るので、シールで蓋を。




お役立ちリンク

本国TANNUSブランドのHP。

製造販売するFine Chemical社(ファイン・ケミカル社)の歴史などがわかります。全て英語。


TANNUS メンテナンスフリーの次世代タイヤ

日本の総代理店のページ。


パンクしない”新しいタイヤ”を使用した自転車CHACLE(チャクル)

普通タイヤとの詳しい性能比較が載っています。貴重。


ジョイトレード楽天市場店

ネット販売している会社のページ。沢山情報が載っています。


タンナスのソリッドタイヤ、自転車の次世代タイヤとして飛躍する新シリーズ投入

詳しい話が載っている、良質のニュース記事。読みやすい。


自転車日本一周ではパンクしないソリッドタイヤ「Tannus」を使います!

新しいバージョンのレビューが載っています。





最後に

このTANNUS、下から上までフル装備でカーボンのロードバイクに乗っているような方には、多分向いてないと思います。性能面で有利な点が特にないですからね。自分のように、街乗りや通勤に使っているような人には向いているでしょう。


なお、他社からもノーパンクタイヤのようなものは発売されているようですがあまり詳しくはないです。ただ、ネットで調べたりお店の人に聞く限りは、現在はtannus一択の様な気がします。


あとは、時間が経ってどうなるか、と言う点ですね。また、半年なり1年なり乗ったら感じる事があると思うので、ご報告できたらと思います。
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SONY DSC-RX1R , 1/80, f/5.6, ISO800, Photo by eto





メーカーとしては、将来的にはプロのロードレーサーでの使用に耐えうるレベルまで品質を向上させつもりらしいです。ロマンがあって素晴らしい意気込みですね。


将来的にもっと性能が上がってきたら、とっても面白いことになりそうです。期待しています。




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